スポーツ
Posted on 2017年09月04日 17:58

鈴木明子も悩んだ「あの症状」でロシアのリプニツカヤが引退へ?

2017年09月04日 17:58

 8月28日、タス通信がソチ五輪のフィギュアスケート団体金メダリストであり、五輪最年少メダリスト記録も持つロシアのユリア・リプニツカヤ選手が引退をしたと報じた。

「リプニツカヤ選手は元フィギュアスケート選手の鈴木明子が現役時代に一時期、競技生活を離れることを余儀なくされた時と同じ『拒食症』で悩んでいたようで、17年の頭には拒食症の治療を受け、その治療の終わった直後の4月に引退を決めたそうです。昨年のロシア杯の際には、練習場の帰り道で転んで骨折し、欠場せざるを得なかったんですが、拒食症の影響で骨折しやすくなっていたのかもしれません。5月頃にはタラソワコーチが、『リプニツカヤはもう競技に戻れないだろう』とロシアのメディアに話していましたし、五輪の第一次強化選手にも選ばれていませんでした」(スポーツライター)

 一見、気の強そうな顔立ちのリプニツカヤ選手だが、シニアデビューした頃、記者会見で年の離れた鈴木との競演について聞かれ「別に…」と答えたあとで、バックステージで鈴木に、「うまく答えられなくてあんなふうに言ってしまってごめんなさい」と謝ったとも伝えられている。そんな繊細な神経の持ち主だけに、心を傷つけることも多かったのだろう。

 7月には、ふっくらしているリプニツカヤの姿がネットで取り沙汰され、「私はみんなを喜ばせるために37キロでいなければいけないの?」とコメントしたという。まだ19歳。拒食症を克服できたのであれば、これまでの栄光を胸に、体重のことも気にせず、普通の少女としての生活を満喫してほしいものだ。

(芝公子)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク