もう真夏の外出は、根性で乗り切る時代ではないらしい。気象庁は今年、最高気温40度以上の日を「酷暑日」と新たに決めた。猛暑日を超える暑さが日常化したことで、服そのものが冷却機器になる流れも加速している。これまでのファン付きウェアは「現場作業用...
記事全文を読む→ビートたけしの名言集「頭そらせた“井手らっきょ弟子入り”秘話」
「とりあえず、ダンカンのとこ行け」
20年ほど前、収録スタジオ前で殿に弟子入りを直訴したわたくしは、“生ビートたけし”と対峙した瞬間、あまりの緊張から、中学時代の癖であった吃音が再発してしまい、「弟子にしてください」とはすんなり言えずに、「ででででで‥‥」と、ノッキングしたまま、殿の前を通り過ぎるという、大変なヘマをやらかしてしまったのです。が、殿はそんな不気味な吃音青年に対し、
「何だ? あんちゃん、弟子入りか? とりあえず楽屋来い」
と、優しく楽屋に招き入れ、話を聞いてくれたのでした。そして、たどたどしく弟子志願の想いを伝えると、冒頭の言葉を言い放ったのです。あの頃のたけし軍団は、弟子入り志願者はまず、ダンカンさんの所に預けられ、どんなヤツか様子を見る、“弟子・お試し期間”がありました。
で、人生で最も緊張した“弟子入り直訴”の際、殿と交わしたやりとりは、わたくし、今も鮮明に覚えていますが、それは軍団の兄さん方もやはり同じだと言います。現在も“変わらず裸がユニホーム”な井手らっきょさんの弟子入りの際の、殿とのやりとりはもう最高です。
もともと井手さんは、殿の弟子になる前、ものまねを得意とする“ちょっとハンサムな正統派のピン芸人”としてすでに活動されていて、その実力により、太田プロにスカウトされた方でした。軍団のほぼ誰もが、素人として殿の元へ弟子入りしプロになったのに対し、井手さんは、ハナっからプロだったわけです。
そんな、ピンで活動されていた井手さんは、ある日、同じ事務所に所属する、当時すでに大人気芸人となっていた殿が草野球をするため、野球経験者を探していると聞き、殿のチームに、一タレントとして参加します。その時、井手さんは円形脱毛症を患っており、そのハゲ部分を気にしていると、それを見た殿から、
「何だそれ? そんなの気にしないで、頭全部そっちゃえよ。そのほうが絶対おもしろいぞ」
と、アドバイスを受けたそうです。が、太田プロの“偉い人”から、「スキンヘッドなんて絶対にダメ!」と、猛烈な反対を受け断念するのですが、その後も殿は会うたび、「頭そったほうが絶対面白いし、売れると思うけどな」と言い続け、ある日の草野球終わりに、
「今から事務所(太田プロ)に行って、俺が直接言ってやるよ」
と、殿が直々に“頭をそる承諾を、オイラがもらってやる”といった旨の発言を炸裂させると、すぐさま井手さんを連れて太田プロへ赴き、事務所の偉い人にこう言ったそうです。
「井手の頭をそって、俺んとこ(軍団)に入れようと思うんだ。絶対に売れる芸人にするから、俺に任せてくれないか」
みずから弟子入りを志願したわけでなく、殿から指名を受けて弟子になったのが、今や“ハゲと裸が定番”の、井手さんなのです。これは、大変珍しいパターンです。
ビートたけしが責任編集長を務める有料ネットマガジン「お笑いKGB」好評配信中!
http://www.owarai-kgb.jp/
◆プロフィール アル北郷(ある・きたごう) 95年、ビートたけしに弟子入り。08年、「アキレスと亀」にて「東スポ映画大賞新人賞」受賞。現在、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」ブレーンなど多方面で活躍中。本連載の単行本「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」も絶賛発売中!
アサ芸チョイス
ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...
記事全文を読む→一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...
記事全文を読む→これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...
記事全文を読む→

