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元大関・若嶋津の二所ノ関親方(60)が路上で倒れ、一時は「意識不明の重体」と報じられた。現役時代は「南海の黒豹」の異名で人気を博し、現在は相撲協会で審判部長の要職に就く。突然の出来事に、九州場所を控えた角界だけでなく、芸能界にも動揺が広がっているという。
「どんな相手でも四つに組めば豪快な吊りもあり、他の人気力士にはない華がありました。84年の七月場所で全勝優勝を飾り、綱とりがかかった次の場所では、終盤まで優勝争いに絡んだものの、結果は多賀竜の平幕優勝に終わりました。その場所は蔵前国技館で開催された最後の場所。一時代を象徴する名力士でした」(角界関係者)
87年の引退後は親方として後進の指導にあたり、
「真面目で誠実な人柄で、相撲協会内での人望も厚かった」(前出・角界関係者)
そんな二所ノ関親方が、千葉県船橋市内の路上から病院に搬送されたのは10月19日の夕方だった。
「その日、親方は部屋近くの入浴施設で体調不良を訴えました。にもかかわらず、自転車で部屋に帰ろうとして転倒。倒れているところを発見されました。サウナを出てからそこに至るまで、何度も転倒したそうです」(スポーツ紙記者)
実際にサウナから発見現場までの道のりを歩くと、道路に面した畑の中に、二所ノ関親方の転倒跡と思われる大きなくぼみが確認できた。
脳挫傷と診断された当日、約4時間半に及ぶ開頭手術が行われたが、いまだ昏睡状態が続いている(※10月27日時点)。
脳神経外科「山本クリニック」の山本博昭医師は、救急救命センターの勤務経験を踏まえてこう話す。
「脳神経外科的な見地に立てば、『なぜ転倒したのか』という、頭部外傷前の状況を考えることが重要です。角界で要職をこなす親方は、体力もおありで、足元がフラつく年齢ではないと思うのですが‥‥」
山本医師によれば、転倒する以前から、歩行障害や意識障害を引き起こす、「転倒しやすい病態」が脳にあった可能性があるという。もっと早くに、脳に異変を感じた時点で助けを求めていれば、現在の「深刻病状」とは違う結果になっていたかもしれない。二所ノ関親方は雨の中で何度も転倒し、泥だらけになりながら家路を進み続けた。
「二所ノ関親方は『土俵の鬼』と言われた初代若乃花の愛弟子で、二子山部屋の猛稽古に耐え抜いて大関になった。『あの稽古に比べれば、なんのこれしき』という思いもあったのでしょう。持ち前の我慢強さが災いしたのかもしれません」(相撲評論家・中澤潔氏)
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