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記事全文を読む→「世界一健康な国」イタリアの生活習慣「エスプレッソ」で前立腺ガン予防!
米誌「Bloomberg Businessweek(ブルームバーグビジネスウィーク)」が調査・発表した「世界で最も健康な国ランキング」。平均寿命や各国における死因、高圧血症、喫煙率、栄養不足などの健康リスクを基準に作られたこのランキングは、163カ国中93.11ポイントでイタリアが1位だった。ちなみに日本は89.15ポイントで7位だったが、同誌によると「イタリア1位」の理由として考えられるのは、オリーブオイルと赤ワインを中心にした地中海の伝統的な食生活や喫煙率の減少とともにエスプレッソの消費量の多さだという。
同様のランキングは英デイリー・メール紙にも掲載されている。それによると、国立地中海神経学研究所とローマ・イマコラータ皮膚病研究所の研究チームは、イタリア・モリーゼ州の男性住民約7000名を対象とした疫学調査を実施。4年間の追跡調査の結果、1日3杯以上のエスプレッソ摂取者は、コーヒーを飲まない者に比べて、前立腺ガンの発症リスクが53%低かったことが発見されたという。
改めてエスプレッソについて説明しておくと、コーヒー粉に高圧蒸気を通していれた濃いコーヒーのことだ。ドリップ式が主流の他国のものとは味わいがかなり異なる。また、このエスプレッソは他にも記憶力の向上やうつ病率の低下、脳卒中の減少、さらに血流を良くするので持久力が付くことなどが証明されている。
前出の研究チームの共同研究者のマリア・ベネデッタ・ドナティは「効果のほとんどは、カフェインによるもの」と言い、エスプレッソはカフェインを効率よく摂取できるのだという。
前立腺ガンに話を戻せば、このガンはかつては欧米男性に多く、日本人の男性にはごく少ないガンだった。しかし、最近は日本人男性の間でも増え続け、1975年に年間2,000人程度だった罹患者数が2000年には2万人を超え、06年には4万人、そして20年には約8万人に達すると予想されている。何らかの対策は必要なのだ。
イタリア人の「健康と長寿の秘訣」が“生活の一部”となっている濃厚なエスプレッソだとすれば、ここは生活習慣になるまで、まねしてみてもいいのかもしれない。
(谷川渓)
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