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中央競馬のフィナーレは、有馬記念ではなくなった。17年からホープフルSが掉尾を飾ることになり、同時にGI戦に格上げとなった。
先の朝日杯FSが2歳戦の総決算との位置づけに替わり、いわばその王者決定戦の趣になったのに対し、GIに昇格した以上、文字どおり18年のクラシック戦線をにぎわすであろう各厩舎期待の逸材が集まっての力比べの一戦。注目度は増すばかりである。
過去10年を振り返ってみても、このレースの勝ち馬からロジユニヴァース(ダービー)、ヴィクトワールピサ(皐月賞)、エピファネイア(菊花賞)、ワンアンドオンリー(ダービー)、レイデオロ(ダービー)と5頭ものクラシック馬が出ている。
2着馬の中にもゴールドシップ(皐月賞、菊花賞)がいて、17年はどの馬がその候補として大きく浮上するか、興味は尽きない。
それかあらぬか、馬単導入後の過去15年、その馬単で万馬券になったのは2回(馬連1回)のみ。1、2番人気馬がともに連対を外したのも2回。評価どおり、力ある馬が勝ち負けするレースと言ってよさそうだ。
それにしても、いずれの馬も高い能力の持ち主で目移りする。悩むところだが、最も期待を寄せてみたいのは、フラットレーだ。
前走は1番人気を裏切っての5着。特別、強い馬が相手ではなかっただけに、これで評価が下がったなら好都合だ。その前走は泥田のような不良馬場。一息入って馬体に余裕があっただけに、やむをえない結果だった。それでも大きく負けたわけではない。勝ち馬とコンマ4秒差だったのだから巻き返しは可能だ。
前走後は放牧でリフレッシュ。すぐにもここ目標に乗りだしており、調教量は豊富。そのかいあって、前2走とは比べものにならないほど引き締まった体になり、たくましくもなっている。
「全体的に緩さがなくなり、体のラインがよくなった。馬も走る気になったのか、このところの雰囲気が実にいい」
藤沢和調教師はこう言って目を細めるほどで、体調は一変していると見てよさそうだ。
姉にバウンスシャッセ(中山牝馬Sなど重賞3勝)がいて、キングパーシャン(GIフィーニクスS)など、近親、一族に活躍馬が多い良血。先に行く馬が多い中、この馬の身上は強烈な末脚。良馬場条件に大きく狙ってみたい。
逆転候補はナスノシンフォニー。紅一点で、この馬も末脚が武器。勝負強い点も魅力だ。
中山金杯はブラックバゴに期待。前走アンドロメダSは、3角手前から果敢にまくってストロングタイタンの追撃を楽々と振り切っての勝利。ここにきて本格化してきたことを示した。
この中間もいたって順調で稽古の動きは文句なし。ハンデは前走から1キロ増の55キロだろう。右回りはスムーズで2000メートルの距離はベスト。道悪もうまく、頭から狙い撃ちといきたい。
アサ芸チョイス
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