スポーツ

貴乃花親方「相撲革命」で掲げた「三大公約」(2)目指すは「近代的なスポーツ」

 具体的な貴乃花親方の腹案について、相撲部屋関係者が明かす。

「当時から貴乃花親方が熱心に訴えていたのが新たな相撲ファンの拡大でした。ことに若い世代から支持を集めるために狭いマス席を廃止し、カップルシートを導入するほか、子供料金を設定するなどの私案を明かしています。また、目玉プランとしては『ナイター本場所』も構想しています。現在の16時中入り、18時打ち出し(終了)が、17時半中入りで20時に弓取り式となれば、仕事帰りのサラリーマンでも本場所の幕内の取組を観戦できることになります」 

 ナイター興行は現在でも地方巡業では一部取り入れられているが、本場所ではかつて1955年秋場所で一度試されて以来、実現していない。

「もう一つ、貴乃花親方が本気で取り組んでいるのが、相撲部屋サポーター制度。貴乃花親方は子供時代にサッカー選手になる夢を持っていたが、父・大関貴ノ花から『日本のサッカーにはプロがない』とダメ出しされ、関取を目指したという逸話があるほどのサッカーファン。そこで、プロ化に成功したJリーグ方式を取り入れ、地域密着型でファンを拡大しようという考えなのです。これは従来のタニマチだけが特権的に許されていた相撲部屋の敷居を下げ、法人なら年会費10万円で部屋の後援会員となれるものです。実際、貴乃花親方がJリーグ成功の立て役者である川淵三郎元チェアマンに心酔しているのも無関係ではありません」(前出・相撲部屋関係者)

 さらに、公益法人である日本相撲協会は、クリーンな運営が求められるだけに、地元の名士の有力タニマチ頼みでは、近代的な「スポーツ競技」としての相撲への転換に水を差す結果になりかねない。なあなあの人間関係の中から、今回のような不祥事が起きると貴乃花親方は危惧しているというのだが‥‥。

「カネを出すが口も出すのがタニマチの特権。その特権を奪われれば、タニマチが部屋から離れて地方巡業が維持できませんよ。また、サポーター制度の少額のカネでは、大量に飲み食いすることが必要な相撲部屋の維持運営はとうてい行えなくなる。実際、『脱タニマチ』をうたう貴乃花ですが、ワイドショーには有力後援者を名乗る怪人物がたびたび登場するため、貴乃花親方を支援する親方衆の中からも、二枚舌と拒否反応を示す声がある」(相撲担当記者)

 タニマチとのズブズブの関係を貴乃花親方自身が断ち切ることができるのか?

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    実力派ジョッキー戸崎圭太も登場!「KEIRIN GP2019」スペシャル企画動画『The DAN(座談)』をチェックせよ!

    Sponsored
    138500

    12月にもなると「なんだか気持ちが落ち着かない…」というギャンブル好きの読者諸兄も多いことだろう。というのも年末は、競馬の「有馬記念」、競艇の「賞金王」、オートレースの「SS王座」といったビッグレースが目白押しだからだ。競輪では、12月30…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    センベロ、野球、鉄ちゃん、アニメ、オタク……趣味などの価値観重視で生涯のパートナーを見つけるマッチングアプリが中高年に最適なワケ

    Sponsored
    136162

    50歳で結婚歴のない「生涯未婚率」が激増している。これは2015年の国勢調査の結果によるもので、親世代となる1970年の同調査に比べると、その率なんと約14倍なんだとか。この現実をみると、「結婚できない……」ことを切実な問題として不安に思う…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    “男の活力低下”につけこむ甘い罠…手軽に入手できる海外未承認薬の危険過ぎる実態に迫る!

    Sponsored
    133097

    40代50代の中高年男性といえば、人間関係、リストラの恐怖、のしかかる責任感など仕事上の悩みに加えて、妻や子どもとの関係、健康や老後の不安といったプライベートなことまで、さまざまな問題を抱えているもの。そしてこれらがストレスとなり、加齢によ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
人前で夜の営みを!?沢尻エリカ、「18歳からクスリ漬け&ハメまくり生活」の衝撃
2
「サンジャポ」卒業、西川史子“激痩せ”も指摘されたキャラ作りの苦悩
3
水着の奥が見えそう!菜々緒の肌見せ動画に「チラっと見え」疑惑が浮上
4
R-1ぐらんぷりで大惨敗も「あの女芸人」が「ブレイク間近」と囁かれるワケ
5
安倍昭恵夫人、「私的な“桜を見る会”を楽しんだ」写真報道で批判殺到!