小林吉弥

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歴代総理の胆力「山本権兵衛」(2)妻は品川遊郭出身の元遊女

その後、山本は予備役に編入され、政治活動から離れていたが、約10年後、時の総理大臣の加藤友三郎が死去、お鉢が回ってきての第二次内閣の組織ということだった。しかし、ここでも山本はその力量の高さに比べ、「運」のなさにつきまとわれた感があった。巡…

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歴代総理の胆力「山本権兵衛」(1)一目置かれる高潔な人物

それまで陸軍の従属的立場だった海軍を、リーダーシップを発揮、数々の改革を行って地位向上を実現した「帝国海軍の父」がこの山本権兵衛だった。その意味では、帝国陸軍生みの親として抜群のリーダーシップを発揮した山県有朋とは、明治期軍政の“龍虎”と位…

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歴代総理の胆力「西園寺公望」(2)最期の言葉は「ヒゲをそってくれ」

一方、生い立ちを振り返ると、西園寺の“お公卿(くげ)さん”としての家柄は抜群であった。京都生まれの西園寺は徳大寺家で出生、西園寺家の養子になり幼名を美丸(みまる)から公望と改名した。徳大寺、西園寺の両家とも公卿としてのランクは「九清華(くせ…

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歴代総理の胆力「西園寺公望」(1)総理退陣後に「キングメーカー」として力を発揮

現今の企業のトップリーダーなどにも、こうしたタイプがいる。周囲はその識見には一目置いているが、存在感に比して社長在任中の実績はとなると、これはといったものが見当たらないのである。しかも、トップリーダーの座を降りても、業界への影響力なお衰えず…

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歴代総理の胆力「桂太郎」(2)名妓、女傑「お鯉」の存在

これにより、桂は西園寺公望に政権を譲ることとし、一方で西園寺からは、ポーツマス条約賛成を取り付けて面目を保った。その後の桂は、この西園寺と交互に内閣を率いることで第三次内閣まで務めることになるが、第二次、第三次内閣では見るべき成果はなく、実…

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歴代総理の胆力「桂太郎」(1)「ニコポン宰相」との異名

憲政史上最長の総理大臣在任期間2886日という「レコード・ホルダー」である桂太郎は、一方で誰にでも愛想がよく、周囲への気配りも抜群、ニコニコ笑いながら相手の背中をポンと叩くという親しみを感じさせる人心収攬(しゅうらん)術にたけていたことで、…

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歴代総理の胆力「大隈重信」(4)無類の恐妻家で外に女なし

一方、この反骨の政治家は、政治以外のエピソードも豊富だった。記録に残る最古の始球式でボールを投げたのが、じつは大隈だった。明治41(1908)年、アメリカ大リーグ選抜チームと早稲田大学野球部の親善試合でのことだった。振りかぶった大隈の投球は…

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歴代総理の胆力「大隈重信」(3)76歳で総理大臣に復帰も…

中央政府で大蔵卿、第一次伊藤(博文)・第二次松方(正義)内閣で外務大臣として財政、外交への意欲と自信を見せた大隈重信だったが、いざ総理大臣としてオールラウンドのリーダーシップを問われる立場に立つと、脇の甘い性格を暴露、わずか4カ月の短命で第…

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歴代総理の胆力「大隈重信」(2)食客・五代友厚からの箴言

こうした短命内閣の背景は、大きく三つの要因が挙げられる。一つは、「隈板内閣」としての“二枚看板”への期待の声があったものの、両雄並び立たずで強力な推進力とはならなかった点だ。二つは、大隈は野党政治家としては、「在野の雄」との声があったように…

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歴代総理の胆力「大隈重信」(1)まったくの“ダメ総理”を露呈

「無邪気の国民は、政治上の思想に乏しい。指導者がこれを教育して立憲的国民をつくっていかなければ、真の立憲政治は行われない」という立憲政治に対する言葉は、大隈重信が第一次内閣から退陣して9年後の、明治40(1907)年1月、憲政本党の総理を辞…

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歴代総理の胆力「松方正義」(2)“子作り名手”15男7女説

しかし、財政面での功績とは裏腹に、内閣を束ねたあとの松方はドジの連続であった。政治的リーダーシップが、著しく欠けていたことによる。ために、常に政局の混乱を招いていた。松方のリーダーシップ不足は、第1次内閣を組織するときにして、不安視させられ…

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歴代総理の胆力「松方正義」(1)近代日本最大の財政家

明治新政府には、大久保利通、井上馨、伊藤博文、陸奥宗光など政治的リーダーシップを発揮した人材は多々いたが、国の台所を賄うことには常に四苦八苦で、経済・財政理論に基づく財政家は乏しかった。背景には国家予算の「入」と「出」のバランスを取ることで…

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歴代総理の胆力「山県有朋」(4)「元祖・健康オタク」の塩風呂

一方で、若い頃から長く軍人生活を続けてきたことから、日常生活は判で押したようななんとも規則正しいものであった。起床は春夏は午前6時、秋冬は午前7時。朝食は乳1合、パン2片にコーヒー、昼食は和食で魚中心に3菜ほど、夕食は洋食でスープに野菜とも…

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歴代総理の胆力「山県有朋」(3)国民人気が湧かなかった理由

明治維新のときから軍務につき、軍隊の近代化を行って「陸軍の父」と呼ばれた山県有朋だったが、国民人気が湧かなかった点では、歴代総理の中でもトップクラスに入る。その理由は、「軍国主義の権化」といった不名誉なレッテルを貼られた一方で、内閣は議会や…

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