小沢一郎

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歴代総理の胆力「海部俊樹」(1)海部政権は、初めから危惧されていた

海部俊樹の“売り”は、一にも二にもその雄弁ぶりにあった。愛知県の旧制東海中学時代から県下の弁論大会に出れば優勝で、卒業後は弁護士を目指して中央大学専門部の法科に入るとともに、弁論部(「辞達学会(じたつがっかい)」と呼ぶ)にも入った。ここでも…

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橋下・小沢・安倍が改元直後に「新政権」サプライズ(4)「この先は何でもアリだ」示唆

自民党OBが、その内情を明かす。「憲法改正を旗印に安倍さんと組むというのは、常に小沢さんのオプションにあったようだ。そもそも小沢さんは『反自民』じゃない。やりたいことは政権交代可能な小選挙区制の導入と改憲で、前者は民主党で政権を取った際に一…

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橋下・小沢・安倍が改元直後に「新政権」サプライズ(3)カギとなる「総総分離」の実現

それではと、先の自民党大会では、二階俊博幹事長(80)が「完全オフレコ」としながら、「私は、総裁にさらに頑張っていただきたいという声が出てくると思う」と、再び党則を変更しての「安倍4選」の可能性を示唆したが、現実的なハードルは高い。そこで安…

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橋下・小沢・安倍が改元直後に「新政権」サプライズ(2)実は一致していた政治信条

ここで首をかしげるのが水と油にも見える「橋下・小沢・玉木」連合と安倍総理があっさり融合できるのか、ということだ。この疑問に、さる自民党関係者はこう答えた。「まず、橋下さんが創設した日本維新の会は自民党の補完勢力みたいなもので、安倍総理とはツ…

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橋下・小沢・安倍が改元直後に「新政権」サプライズ(1)3人そろって討論番組に出演

統計不正問題の追及で連日袋叩きにあい、失言連発大臣に無能の烙印が押されても、なお強気の姿勢で野党を突っぱねる安倍政権。だが今夏の参院選に向けて堅持すべき長期体制は、盤石だとは言いがたくなってきた。ならばどうするか。今、永田町では「驚くべき延…

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小沢一郎「角栄哲学」と「最後の仕事」を独占激白(4)最終的に新しい自民党を作る

──「帝王学」、政治哲学、政治手法‥‥何をいちばん叩き込まれましたか。小沢政治哲学です。僕は田中先生の他に竹下登(元総理)、金丸信(元副総理)という先輩に恵まれた。共通するのは「政治は万民のため」という哲学でした。これは身にしみています。─…

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小沢一郎「角栄哲学」と「最後の仕事」を独占激白(3)田中角栄ブームが起きる背景

──小沢さん自身は野党結集をどう描いていますか。小沢いろいろ問題はありますけど、今年中にはケリをつけなきゃならん。僕は必ずできると思っています。──政権交代の時期はいつ頃と定めているんですか。小沢そりゃ、次の衆議院総選挙が勝負ですよ。自民党…

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小沢一郎「角栄哲学」と「最後の仕事」を独占激白(2)「政権を取る強い意志」に不満

──将棋なら安倍さんは「詰んでいる」との見方もありますが、「投了」とならず、どうにか30%台の支持率を保ってふんばっていられるのは、自民党の「ポスト安倍」候補と目される人が国民にとってもの足りないから、とも見られています。かつての「三角大福…

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小沢一郎「角栄哲学」と「最後の仕事」を独占激白(1)「白黒」つけないと禍根を残す

自ら命を絶つ者まで出した財務省改竄文書問題は、このまま幕引きを図ってウヤムヤに──。いまだ残る、あらゆる疑惑の追及から逃げ続け、生き延びようとする安倍政権。野党はいったい何をしているのか。自民党政治を知り尽くす剛腕が、政治家としての完結と最…

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小池百合子が急所を握る「七人の騙され侍」(2)水面下工作は進んだが…

前原氏周辺の永田町関係者は言う。「前原代表は当初、希望の党から公認を得るにせよ、無所属として出馬するにせよ、民進党の議員全員が小池旋風の下で戦えると考えていた。ところが小池氏は突如として『排除の論理』を持ち出し、民進党内のリベラル派の排撃に…

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小池新党「百合子の兵法」伝授で安倍を潰す!(3)若狭氏を巡って小池一派が分裂

そして目下、小池氏の周辺で最も関心が高いのが、小池氏本人が国政進出を果たすか否かだ。記者会見では笑顔を浮かべ、質問には具体的に答えなかったが、その意欲はかなり強いと見られている。政界事情に詳しいジャーナリストが語る。「実は今春に、小池氏は野…

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小池百合子 逆境ハネ返し「突破の女王」!!(9)CMが支えたイメージ戦略

それから2年後の97年(平成9年)12月、再び新進党の党首選が行われた。小沢230票、対立候補の鹿野道彦が182票であった。ところが小沢は、党首に選ばれたとたん、解党に踏み切った。小池はさすがに驚いた。〈これは、あまりにも唐突すぎないか〉解…

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小池百合子 逆境ハネ返し「突破の女王」!!(8)ネクタイも重要な宣伝素材

小池はポスターのコピーも考えた。「イチロー、命賭けます」強面の小沢が、「命賭けます」というと、ドスが効きすぎるかもしれない。だが、それくらいのインパクトを与えたほうがいい。ポスターのイメージは決定したが、いざとなって権利問題が発生して、ケチ…

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小池百合子 逆境ハネ返し「突破の女王」!!(7)小沢一郎を旗印に掲げる!

90年代後半、揺れる国政の中で奮闘する小池百合子が、新たな改革のパートナーに選んだのは小沢一郎。小池は、あらゆる手管を使って「怪しい裏方」という印象が強い小沢のイメージを一新、政治の表舞台へと担ぎ出す。小池の「突破力」は、いよいよ日本を動か…

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