振り返れば、シーズン当初は、決して好調の時ばかりではなかった。それを救ったのは、嶋の攻守にわたるサポートがあったからに他ならない。開幕初戦となった4月2日の対オリックス戦、7回を投げ2失点で勝利した。「カーブを覚えてきたと相手(打者)に意識...
記事全文を読む→星野仙一
楽天のエース・田中将大は日本シリーズでの巨人との対戦を念頭に、今シーズンを闘い抜いてきた。その裏には「圧倒的な強さを誇る」チームに対するムキ出しの闘争心があったのだ。メジャー行きを控えるラストシーズンで田中と嶋のバッテリーは日本一を誓った。...
記事全文を読む→ジョーンズの出塁率と存在感野村監督の代名詞が選手の再生です。南海時代に江夏豊さんを先発からリリーフ投手へと転向させ、みごと成功させた実績もあります。楽天就任当時も、4番不在だったチームで山崎武司をリーダーに抜擢。絶対的な4番として楽天の打撃...
記事全文を読む→相手打者との徹底心理戦思い出すのは、1995年に起こった阪神・淡路大震災。あの時、目の前の現実に茫然とする被災者を支えたのは、仰木監督率いるオリックスのリーグ優勝、そして翌年の日本一でした。あのオリックスの執念は、きっと神戸の復興の足がかり...
記事全文を読む→チーム創立9年目にして初のリーグ優勝を果たした楽天イーグルス。その立て役者と言えば、24勝0敗の田中将大に他ならないだろう。繊細かつ大胆なピッチングは昨シーズンとは一線を画す安定感を誇る。その裏には、陰で支える女房役の存在があったのだ。9月...
記事全文を読む→27年という現役生活を終えたのは、中日の山崎武司(44)。野村克也、星野仙一といった名将の下でプレーし、卓越した野球理論を身につけた。さらに人望の厚さが球団から高く評価されており、早くも中日の将来的な監督候補としてあがっている。そんな山崎も...
記事全文を読む→チームを率いる星野監督はどうか。今季に入って、選手に対する“鉄拳制裁”や“恫喝現場”はすっかり見かけられなくなった。前出のスポーツライターが話す。「昨季は、ヘッドコーチを務めていた盟友の田淵幸一氏(66)と一軍打撃コーチだった大久保博元氏(...
記事全文を読む→前出の田尾氏も、今シーズンの打線の好調ぶりを支えているのは、ケーシー・マギー(30)とアンドリュー・ジョーンズ(36)の両外国人選手の活躍だと指摘する。「去年の不振を補って余りある存在です。マギーは、2割9分8厘で17本塁打(7月10日現在...
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