汚染水

社会

福島第一原発「12年間の不都合な真実」後編(3)放射性廃棄物が増え続ける構図

しかも廃炉が完了しない限り、処理水は今後も発生し続ける。前号でも触れたように、現時点でも、東電、資源エネルギー庁、当時の原子力安全・保安院が公表した廃炉作業のロードマップ(工程表)の完了目標51年すら達成するのは難しい。このまま政府方針通り…

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社会

福島第一原発「12年間の不都合な真実」後編(1)東京ドーム1杯強の処理水

まもなく3.11東日本大震災から12年が経とうとしている。被災地以外では、すでに単なる過去の出来事になっているかもしれない。しかし福島第一原発のお膝元では、見かけ上の「復興」とはよそに、解決できない傷が今もなお残されているのである。今もあの…

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社会

福島第一原発「12年間の不都合な真実」前編(1)大幅にずれ込む困難な廃炉計画

東日本大震災から、間もなく12年が経とうとしている。各地で様々な被害が発生した中で、今も残る最大の課題の1つが国際原子力機関(IAEA)がチョルノービリ(チェルノブイリ)原発と並ぶ深刻事故と評価した、東電・福島第一原発事故の廃炉作業だ。絵空…

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社会

福島原発作業員が「汚染水ダダ漏れ」激白!知られざる「3・11から10年の現場」とは

東日本大震災から3月11日で、まる10年を迎える。天地がひっくり返るほどの激震、すべてを飲み込む黒い津波、電源を失い制御不能となった原発…政府・東京電力は30~40年の長期計画で原発廃炉の青写真を描くが、10年後に見えてきたのは、崩壊したロ…

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社会

「除染廃棄物」55袋が紛失、建屋に大量降水…「福島原発に台風19号」を現地ルポ

10月12日~13日にかけて日本列島を直撃した台風19号。郡山市に隣接した田村市では河川の氾濫による床上浸水の被害に見舞われている。通過から10日以上経過した22日時点でも、住民たちは台風の後片づけに追われていた。田村市では「除染廃棄物」の…

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政治

環境大臣・小泉進次郎を待ち受ける福島原発「裏社会支配」(3)長引けば長引くほど儲かる

それでも、さる永田町関係者によれば、進次郎氏の福島復興に懸ける思いは人一倍強いという。「進次郎氏以上に福島に足を運んでいる議員はいません。『中身がない』と批判もありますが、誰よりも被災地について勉強しているのは間違いない。具体的な政策うんぬ…

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政治

環境大臣・小泉進次郎を待ち受ける福島原発「裏社会支配」(2)「小泉さんで何が変わるの?」

この作業員が続けて明かす。「俺たちがやっているのは、主に汚染水や、建物を解体したあとのガラ(産業廃棄物)の運搬がメイン。解体などで出てきた汚染物質は、原則的に集積場まで運んで一カ所に保管する決まりになっているけど、汚染水に関してはかなり適当…

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政治

環境大臣・小泉進次郎を待ち受ける福島原発「裏社会支配」(1)永田町では「中身が空っぽ」

アメリカでのあの発言でバッシングにさらされているのが、小泉進次郎環境大臣だ。国民的人気を背景に満を持して、閣僚入りしたのもつかの間、眼前には茨の道が。汚染水問題が取りざたされる福島原発を巡って、今も「裏社会支配」という、一筋縄では処しきれな…

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政治

「復興がライフワーク」小泉進次郎に福島原発「ヤクザ支配」が待ち受けていた!

国連演説での、いささか違和感のある表現や、環境問題への具体策を問われうまく答えられなかったことなどで、就任早々バッシングを浴びている小泉進次郎環境大臣(38)。国民的人気を背景に、満を持して、閣僚入りしたのもつかの間、待ち受けるのはイバラの…

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社会

フクシマ「汚染水タレ流し」の衝撃現場(2)法令違反の可能性も……

写真には発電機と、集水タンクの黒い筒状の取水口から伸びる青いホースが見える。汚染水で膨らんだホースは、フェンス外の側溝へと向かう。別の写真では、ヘルメットをかぶり防塵マスクをした作業員が、放流作業のあとに、ホースを片づけている様子が収められ…

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社会

フクシマ「汚染水タレ流し」の衝撃現場(1)除染作業員が目を疑う光景を目撃……

放射性物質を浴びた福島県内で、町の「再生」を目指して、除染作業が行われている。そんな中で、ある除染作業員が目を疑う光景を目撃していた──。「えっ、何しているんだろう? 側溝に流したらヤバいんじゃないの‥‥」目前の光景をいまだに信じられないま…

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社会

今なお“家庭内亀裂”に悩む被災者(2)家族そろっての五輪観戦を祈るばかり…

B氏は震災から半年で自宅に戻れた。深刻な被害を受けた周囲から比べれば、「ラッキーだったと思った」(B氏)と言うが、平穏になりかけたある日のことだった。「突然、仕事先にいた時に妻から電話が入ったのです。母が近くの川に飛び込み自殺をはかったとい…

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社会

今なお“家庭内亀裂”に悩む被災者(1)仮説住宅での暮らしで家族の絆がボロボロに

東京五輪招致決定のニュースを家族とともに聞けただけでも幸せかもしれない。今なお、仮設住宅などで避難生活を余儀なくされている人々、21万5000人の中には、深刻な「家庭内亀裂」に悩む被災者が多い。7年後の五輪を楽しみにする余裕などないのだ。青…

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社会

豪華選手村は被災者たちにどう移るのか(2)町は“震災復興”より“産業復興”に 重点

事情をある男性町民が語る。「町は震災復興よりも産業復興に重点を置いているように見える。震災前から地域産業はすたれつつあり、かつての商店街もシャッター通りになりかけていた。でも、震災で被災地全体が注目され、補助金制度などが整備されてきたため、…

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