英国ダービーが行われるのがエプソム競馬場。その開催日が極端に少ないことを耳にしたことがあるはずだ。今年の日程を調べてみると、4月に1日、6月に2日、7月に4日、8月に2日、9月に2日の合計11日。ダービーが開催される競馬場だからなのか、実に...
記事全文を読む→片山良三
しらさぎSは新規の重賞。昨年まで米子Sの名で行われていたリステッド競走だが、21年のロータスランドがその後、関屋記念と京都牝馬Sを勝ち、22年のウインカーネリアンは関屋記念と東京新聞杯、24年のトゥードジボンも関屋記念を制してサマーマイルチ...
記事全文を読む→春のグランプリ、宝塚記念に3歳のトップクラスを誘致しようという意図で、ダービーの1カ月後に開催が移設されたのが96年のこと。それが今年からダービーの2週後。出走資格は3歳以上のままだが、案の定、登録は1頭もいなかった。過去30年を振り返って...
記事全文を読む→北村友騎手に言わせると「クロワデュノールは欠点のない馬」。全教科に5の評価がズラリと並んだ通知票を、当然という顔で持って帰って来る優等生なのだそうだ。皐月賞の負けは、バックストレッチ半ばという、常識外れのマクリが2本(ファウストラーゼンと、...
記事全文を読む→NHKマイルCに行くかも、という観測も出ていたのが、桜花賞馬エンブロイダリー。桜花賞で1番人気に支持されたエリカエクスプレスも同様で、両馬は見るからにマイラー寄りということなのだろう。マイラーだとしたら、1600メートルから一気に2400メ...
記事全文を読む→牝馬限定のマイルGⅠ。普通に考えれば桜花賞馬が格上の強みを発揮するパターンだろう。調べてみると、ヴィクトリアマイルを勝った桜花賞馬は、ダンスインザムード、ブエナビスタ、アパパネ、アーモンドアイ、グランアレグリア、ソダシの6頭。桜花賞2着馬も...
記事全文を読む→東京の3400メートル、ダイヤモンドSを楽勝したへデントールは、菊花賞でもアーバンシックの2着に頑張った現役屈指のスタミナ自慢。この天皇賞・春では鞍上が戸崎からダミアン・レーンに唐突に替わるが、それだけノーザンファームの期待が大きいから─と...
記事全文を読む→断然の1番人気が確定的な3戦3勝のクロワデュノール。年末のホープフルS以来の実戦になるが、このローテーションは今や普通の道筋。成長期を競馬という最大の負荷をかけずに過ごすことができるのも、早いうちにクラシックの出走権を確定させたエリートだか...
記事全文を読む→阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬が、トライアルを挟まずに本番の桜花賞に直行するローテーションは、今や通常の路線。今年もアルマヴェローチェが4カ月ぶりの実戦をこの本番で迎える。強いのはよくわかっているし、ノーザンファームの仕上げなら久々もマ...
記事全文を読む→今週はドバイワールドカップミーティング。アラブ首長国連邦のドバイにあるメイダン競馬場を舞台として、5つのGⅠと2つのGⅡが国際招待競走として開催される。日本馬は総勢25頭。現地では宗教上の理由で馬券の発売はないが、日本ではドバイワールドカッ...
記事全文を読む→3月8日に阪神2勝クラスを勝ったアムールリーベは4歳の未勝利馬だった。未勝利戦が組まれなくなったのは昨年9月のことで、それ以後、収得賞金0円の馬は格上挑戦を余儀なくされ、出走枠はあくまでも空席待ち。しかも出走手当は半額という扱いを受ける。そ...
記事全文を読む→フォーエバーヤングが1着賞金15億円をもぎ取ったサウジカップの名勝負。ロマンチックウォリアーに完全に抜け出された時は万事休すと思ったが、歴史的な差し返しを決めての見事な逆転勝ちだった。立場は逆だが、すぐに思い出したのはオルフェーヴルが大魚を...
記事全文を読む→阪神ジュベナイルフィリーズを完勝したアルマヴェローチェが、チューリップ賞も、このフィリーズレビューもパス。最近は珍しくなくなったローテーションではあるが、本番の桜花賞で1番人気になりそうな馬がトライアルに出てこないと、軸を見つけるのに苦労さ...
記事全文を読む→今年最初のJRAのGⅠレースだが、この前日に世界最高賞金のサウジカップ(日本時間では2月23日、午前2時40分発走予定)の開催があり、ウィルソンテソーロ、ウシュバテソーロ、フォーエバーヤング、ラムジェットという4頭の大戦力が中東に流出してい...
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