では、九重親方と八角親方の勝負はどのようにして決するのか。相撲協会関係者が解説する。「あれはねぇ、九重親方の優勢が伝えられるけど、事業部長に抜擢された尾車親方が無風状態の二所ノ関一門からいくつ票を分けてやるか、それによって結果が決まるんです...
記事全文を読む→相撲
大相撲には出羽海一門、二所ノ関一門、高砂一門、立浪・伊勢ヶ浜連合、時津風一門、貴乃花一門の6つの派閥が存在する。選挙戦では、各派閥ごとに擁立された理事候補に投票するわけだが、昨今は派閥解消の流れにあり、他派閥の候補に投票するケースも後を絶た...
記事全文を読む→ここで次期理事長選までの流れを説明すると、初場所後の1月下旬に役員(理事)候補選を行い、3月の春場所後の評議員会を経て新体制を発足させ、理事による互選で次期理事長が決まることになっている。さて、2年前、理事から屈辱の平親方に「降格」となり、...
記事全文を読む→人気絶頂の大相撲──。その頂点に立つ次期理事長に選ばれるのははたして誰なのか。春場所後に行われる役員選挙、そしてそれに続く理事長選に今、注目が集まっている。飛び交う裏工作、派閥の談合。角界は手段を選ばぬ伏魔殿と化しているのだ。日本相撲協会は...
記事全文を読む→さる中堅の親方が明かす。「八角親方も含め、親方衆のほとんどは協会を私物化しようとするK氏をよく思っていない。北の湖理事長の側近だから面と向かって批判はしないが、もし八角親方が理事長になったら、追放されるのではないか」そんな「危険」を察知した...
記事全文を読む→両国国技館のこけら落としとなった85年の初場所、大横綱はあっさりと引退。優勝24回の功績に対して、一代年寄が贈られた。96年に相撲協会の理事となり、02年からは理事長を務めるが、協会トップとしての実績は乏しいと言わざるをえないのが実情だった...
記事全文を読む→日本相撲協会のトップで、憎らしいほど強いと言われた「昭和の大横綱」が62歳の若さで急死した。悲しみに浸る一方で、協会内部では空白となった理事長職を巡ってがっぷり四つのバトルが激化。2人の親方がガチンコ勝負に挑む舞台裏を全て書く!「亡くなる直...
記事全文を読む→日本人にならなければ無理──。北の湖理事長の見解で絶望視されていたモンゴル人横綱・白鵬(30)の一代年寄に展望が開けてきた。貴乃花親方が、功労者の白鵬に一代年寄を与えないのはおかしい、と考えているからだ。それを知った白鵬は‥‥。「北の湖理事...
記事全文を読む→白鵬の休場、嘉風の連続金星などで話題の大相撲秋場所。各場所が開催されるたび話題になるのが、「ホリプロタレントスカウトキャラバン2012」のファイナリスト、山根千佳──肩書きは「相撲アイドル」である。「歴ドル」「農ドル」「焼鳥アイドル」‥‥世...
記事全文を読む→── 三宅さんが戦後見た強豪力士10傑をあげてください。三宅1位は大鵬。2位が白鵬。懐の深さ、足腰のよさ、抜群の勝負勘は大鵬にも勝るとも劣らず。3位は千代の富士。4位は小兵で若乃花と熱戦を繰り広げた栃錦。5位が初代若乃花。6位は貴乃花。4度...
記事全文を読む→中澤八百長スキャンダルが発覚した際、理事長に就いた放駒親方は記者会見の冒頭で、「八百長」という言葉を使っていました。ところが協会内部で「我々が『ない』と言っているものを『ある』がごとくに言ってしまったら、これまでのことが洗いざらい出てくる」...
記事全文を読む→三宅遠藤のことをいえば、稽古相手が部屋にあまりいないのに、出稽古に行かないね。師匠(追手風親方)はもっと稽古に出さないとダメですよ。中澤相撲がうまく、強いところもあるが、外国人と比べると、足りない部分がいっぱいある。三宅照ノ富士が強いのは日...
記事全文を読む→戦後70年──大相撲は八百長スキャンダルで11年春場所が史上初めての本場所休止に。そして力士の大量解雇という事態に発展したが、今ようやくかつての人気を取り戻した感がある。この相撲ブームは本物なのか。そして本当に八百長はなくなったのか。2人の...
記事全文を読む→「仇敵」が検査入院したとのニュースに、九重親方(60)=元横綱千代の富士=は小躍りしたい心境だったのではないか。自身も内臓疾患で名古屋場所を全休しながら、水面下では理事長就任への「裏工作」を展開していたのだから。日本相撲協会の内紛をスッパ抜...
記事全文を読む→
