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記事全文を読む→マツコVS井筒対談(1)「ニッポンのボケナス、シバいたるっ!」
井筒監督と盟友のマツコ・デラックスが年末大放談! 「安倍自民圧勝」の結果には2人そろってお怒りの様子。その遠因に「国民を不安がらせた維新」があると分析する。2012年の総決算「紅白歌合戦」にも「値打ちなしのゼロ金利」とバッサリ斬り捨てる。はたして新年はどんな年に!?
マツコ(以下=マ) 監督、「黄金を抱いて翔べ」ではたいへんお世話になりました。
井筒(以下=井) こっちこそや。ほんま、お客はビックリ笑いしたやろね。
マ ほんと、あんなにたくさん撮ってて、実に貴重な数秒間だったわ(笑)。
井 ガハハ! あれ以上はアカンやろ!
マ そお? ワタシ、チャンミン(東方神起)の代わりだってできたと思うよ。
井 アホか! そんな客のドギモ抜きっぱなしでどないすんねん(笑)。いや、でもほんま、感謝してます。
マ 「黄金」を観て思ったのは、浅野忠信が演じた北川って男が、本当はどんだけ悪人なのかしらってことよね。怖かったわ~。最後は仲間の桐谷健太まで殺しちゃったんじゃないかって。
井 何でやねん!? っていうかそれもまたオモロイ。最近のミステリーとか、何でもかんでも説明して、広げた風呂敷を慌てて折りたたんでいくクイズ番組みたいなもんばっかり。高村薫女史の哲学はそういう単純なものと違うからね。
マ 高村ファンの2丁目仲間も「よかったわ~」って言ってた。
井 うれしいね。真夜中に2丁目にチラシ配りに行ったかいがあったわ(笑)。だけど映画はどんな陰惨な世界でも、映画館出たら終わりやけど、ニッポン劇場はヤバイぞ、あの安倍晋三!
マ ほんとよ。あの人の言ってることって、真剣に怖いんだけど。
井 誰が選ばれたってロクなもんやなかったけど、いちばんヤバイよな、安倍は。
マ どうせ消去法で安倍になったんでしょ?
監督もよく言ってるけど、誰に投票したいかより誰を政治家にさせたくないかを書かせる選挙。それも1つの選択肢として与えられてもいいんじゃないかと思うよね。
井 そう、コイツだけは絶対落としたいってのは、選挙民全員にあったはずや。
マ その1票をマイナス1票で数えるのよ。候補者によっては、得票数がマイナスって人も出てきて、得票のグラフがどんどん目減りしていったら痛快よね。
井 いちばんわかりやすい。それが民意を目のあたりにする瞬間やな。開票率5%で「落確」とか出たら笑うで!
マ 落選確実ってやつね。
井「落確が出ました維新陣営から生中継です」とか、盛り上がると思うけどな。有権者がバンザイして、視聴率80%はいくやろ。バラエティとして成立するわ。
マ アハハハ!
でもさ(写真見ながら)コレ(安倍)か、コレ(野田)か、コレ(石原・橋下)か、こんな選択を迫られた国民の悲劇よね。
井 考えただけで逃げ出したくなったわ。
マ ちょっと高揚させるようなことを言って、マユツバものの経済政策を語って、それだけで素直に言うこと聞いちゃう人たちもどうかと思うけどね。
井 今回、戦後最低の投票率やろ。つまり、保守派しか選挙に行かなかったわけよ。例えば東京は保守派とリベラルが東西でわりとパキッと分かれてるんやけど世田谷なんて山の手だとか言いながら、ベニヤ板みたいな薄い壁のアパートでくすぶってる人も多いやろ。そんな連中が今回は選挙を辞退した。一方で港区とか、昔から根づいて、財産が1億円以上あって、こじゃれたもん着て遊び暮らしてるようなジジイやババアがワンサカおんねん。買い物にBMWかベンツ走らせて坂上ったり下りたりしてるだけの連中が。そんなヤツらは「やっぱり自民よ」と、こぞって投票に行きよった。
マ あははは。坂が多いもんね、このあたり(笑)。
井 そういう現象が日本中で起きたんだと思うね。つまり、リベラルなヤツらが引かれる党が何もなかった今回は、ガチガチで保守派の圧勝。
マ 確かにそうよね。日々買い物ができればOKな層っているもんね(笑)。
井 そんな連中には外交や復興の話なんかどーでもええねん。だけど、その“どーでもええ”票のおかげで安倍はビンビンに発情中やろな。「改憲したるぞ、国防軍作るぞーッ!」って。
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