エンタメ
Posted on 2015年05月05日 17:53

追悼・小島功先生 日本最長連載漫画「仙人部落」で美女を描ききった59年!(1)新年会では一升飲むまで帰れない

2015年05月05日 17:53

20150507_14x

 1956年10月7日号から約59年間、日本漫画史上最長の連載記録を更新し続けていた「週刊アサヒ芸能」人気連載「仙人部落」の作者・小島功氏が4月14日に死去。「れんさい2861回」をもって、87年の人生の幕を閉じた。オンナと酒を愛し、漫画を描き続けた小島氏の人生を振り返る。

「スピードやリズム感を出すことを考えて、魔法が使える仙人の漫画にしたんです。そして女性は美しくなければいけない。作品でも理想の女性像をいくつも重ねて、自分なりの理想の形が生まれるんです。アイデアは1分でできる時もあれば、半日かかる時もある」

 週刊アサヒ芸能誕生と同時に始まった「仙人部落」の連載2500回を達成した07年3月、小島氏は半世紀前を思い浮かべるようにそう振り返った──。

 戦時中、「死ぬなら好きなことをやりたい」と16歳で漫画家を志し、戦後の混乱から立ち直りを見せ始めた1947年、小島氏を中心とした「独立漫画派」を結成し、プロデビュー。それから9年後の56年に週刊アサヒ芸能の連載がスタートする。

 ストーリー漫画が全盛の時代の中で4コマ漫画にこだわり、開始当初は「エロ漫画」と批判されることもあったが、その妖艶流麗な曲線で描かれる豊満な女性は「現代の美人絵」と評され、「仙人部落」は瞬く間に週刊アサヒ芸能の“顔”となった。

 77年から12年間、小島氏を担当した元週刊アサヒ芸能編集者の長谷川隆義氏が話す。

「僕が担当している間、原稿が遅れたことは一度もありませんでした。いつも先生は楽しんでおられた」

 小島氏といえば、知る人ぞ知る酒豪であり、毎年、世田谷の自宅で開かれる新年会には、100人超の客であふれ返っていた。

「客の傍らには一升瓶が1人1本ずつ置かれるんですよ。先生は『最低でもこれを飲んで帰れ』って言うわけです(笑)。僕も嫌いな口ではなかったけど、吐きそうになりながら明け方まで飲んでいたことを思い出します」(長谷川氏)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月04日 07:00

    地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月05日 14:15

    東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年09月08日 07:15

    アメリカ・アイダホ州の一部地域では、畑の土を外へ持ち出さないよう、厳しい移動制限が敷かれている。農機具も土を完全に落とさなければ、「発生地域」の外へは出せない。そこまでして封じ込めている相手が、肉眼ではまず見えない「線虫」だ。名前は「ジャガ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク