スポーツ

エンゼルスよりも大谷翔平の復活を願うNPBの営業ウラ事情!

 エンゼルスの大谷翔平が故障していた右肘の再検査を受け、投手としての練習再開の許可を得た。シーズン終盤には「二刀流の完全復活」が見られそうだが、NPBでは「もっと詳しい情報を!」と、慌てふためいていた。もう、日本球界の選手ではないのに…。

「11月に4年ぶりの日米野球が開催されます。大谷がMLBチームに入って凱旋帰国できるのかどうか、チケットの売上げにも大きく影響しています」(球界関係者)

 侍ジャパン対二刀流、田中将大、前田健太、ダルビッシュ有などの日本人メジャーリーガーもいるが、確かに「新鮮味」で言えば、大谷が一番だろう。

「悲観的な見方が支配的です。エンゼルスは日本球界の収益よりも大谷の右肘のほうが大切です。入団前にも右肘を治療していますし、オフに大がかりな治療を予定しているのかもしれません」(特派記者)

 先の再検査だが、投球練習の再開に関する許可は出たものの、「回復に向かっている」と曖昧な言い方だった。「痛みそのものはまだ消えていない」といった情報も交錯しているだけに、侍ジャパンとの対決は見送られそうだ。そうなると、田中、マエケンらのうち、誰か一人でも確保しておきたいところだが、彼らはそろって今季の成績が良くない。まして、「大谷の代役で客寄せを」となれば、カチンと来るだろう。

 大谷の早期復活をいちばん強く願っているのは、実はエンゼルスのソーシア監督ではなく、NPBの営業マンのようだ。

(スポーツライター・飯山満)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    「王座戦」初防衛に王手をかけた「鬼神・藤井聡太」の勝利の方程式は「パイナップル・キノコ抜き・室温20度」

    いくら漫画でも、こんな展開は描けない。将棋の第72期王座戦5番勝負第2局が9月18日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで行われ、午前9時の対局開始からわずか30分で76手まで進む「AI超速将棋」を藤井聡太七冠が制して2連勝。王座戦初…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
派兵10万人超に!万単位の前線戦死者続出で「金正恩斬首クーデター」が勃発/北朝鮮「ウクライナ大派兵」の断末魔【後編】
2
あぁ牧秀悟が…下剋上「日本シリーズ進出」DeNAに巨人ファンの恨み節が止まらない「2020年のドラフト会議」
3
強制収容所より恐ろしい「北朝鮮将校6名爆死」で前線から兵士が逃げ出した/北朝鮮「ウクライナ大派兵」の断末魔【前編】
4
49戦して21敗「戦国最弱大名」は生涯落城経験9回の「弱い方のオダ」
5
オリックス監督を退任した中嶋聡が「日本ハムの次の監督候補」に加わった「過去の恩義」