スポーツ

小柳ルミ子が西野ジャパンに「ダメ出し」直言(3)初めて観る人も魂が震える

 さて、ロシアW杯では、各大陸の予選を勝ち抜いた32カ国で優勝を争う。日頃はサッカーを観ない人でも、思わず観たくなる選手は誰かと尋ねると、FCバルセロナ(スペイン)でメッシとコンビを組むウルグアイ代表FWのルイス・スアレス(31)の名前を挙げた。

 代表戦の国際Aマッチにおいて、過去96試合で通算50得点を決めた脅威のストライカー。前回のブラジル大会で試合中に相手DFの肩にガブリとかみつき、国際サッカー連盟から「4カ月間サッカー活動禁止」の処分を食らったお騒がせの一面もあるが‥‥。

「今までは試合中に精神をコントロールできない時もあったのですが、すっかり改善されて落ち着きました。『更生』した世界一のストライカーをぜひ見てほしいですね。DFに挑発されてもかみつくことは、きっとないので(笑)」

 他には、7大会ぶりにW杯出場を決めたエジプトで、今季のプレミアリーグ(英国)で得点王になったモハメド・サラー(25)を推薦する。国内での人気はアイドル級で、大統領選に立候補していないのに約100万票を集めた逸話もある選手。パーマ頭をなびかせて走る姿が印象的で、世界を圧倒させる驚異的なスピードに注目しているという。

 一方で、メッシのライバルとして有名なポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(33)の名前を出すと、みるみる表情が曇っていく。

「優れた選手であることは認めますが、人として嫌いなんです。自分がノーゴールの試合が続いてストレスがたまっていたのか、味方選手がゴールを決めても憮然とした態度をとることがあって。あの傲慢な態度は尊敬できません」

 そしてロシアW杯のダークホースとして、日本と同じ島国のアイスランドを指名。その試合はぜひ観るべきだと主張する。

「人口34万人の小国で、東京の新宿区とほとんど変わりません。それでも強豪国相手に一歩も引かずに戦う姿勢は、初めてサッカーを観る人でも魂が震えると思います。日本代表だって正直、負けてもいいんですよ。だけど、全身全霊で戦えば、サポーターは温かい拍手を送ってくれる。そろそろ日本代表にプロの誇りを見せてほしいものです」

 辛口エールに奮起して、番狂わせの好試合を演じてくれるかどうか。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
5
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」