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記事全文を読む→巨人・高橋由伸「緊急解任」までの「裏切り密議」(1)解任までの舞台裏側
9月29日に12年ぶりのシーズン負け越しが決まった読売巨人軍。高橋由伸監督(43)の電撃辞任発表は「CS進出争い」の最中に行われた。通常ではありえない辞任劇の裏で何が起きていたのか、深層を洗いざらいレポートする。
騒動の発端は、10月3日17時過ぎのことだった。日刊スポーツのトラ番記者が阪神の最新情報をつぶやくツイッターアカウント「極トラ・プレミアム」に速報が流れたのだ。
〈電撃ニュース! 巨人は先ほど会見を開き、今季限りで高橋由伸監督が辞任すると発表しました〉
ほぼ同時刻に、西日本新聞のウェブサイトにも同様のニュースが掲載されたが、わずか数分後には、双方ともに記事が削除されてしまったのだ。
「こんな時期に発表なんておかしい、やはりフェイクニュースか!?」
などとネット上は一時騒然となる。結果的には同日の20時45分に、各社が一斉に「高橋辞任」を報道し、混乱にいちおうの決着を見せたのだった。
舞台の裏側を、巨人番記者が明かす。
「実は当日、西村健太朗(33)の引退会見が、東京・大手町の球団事務所で行われていました。会見後、山口寿一オーナー(61)がメディアに『重大発表があるから残ってくれ』と言って、高橋監督から辞任の申し出があったことを伝えたんです。ところが、その時点での情報解禁予定は、翌4日の朝。(日刊スポーツと西日本新聞の)2社に関しては伝達の不備などがあったのかはわかりませんが、完全なる勇み足。それを受けて、球団に問い合わせが殺到したんでしょう。予定を早めて解禁した、という流れです」
ただ、この発表が異例と言える最大の理由は、その経緯ではない。自力こそなくなったものの、巨人にはまだCS進出の可能性が残されている時点での声明だったことだ。
「そもそも、シーズン後のオーナー報告が終わる前の辞任発表自体、巨人ではかつてないことです。そりゃ、3年間の成績を考えれば、監督交代はあって当然の話。ですが、このタイミングで、というのは記者の間でもまったく寝耳に水の出来事でした」(巨人番記者)
この謎に、山口オーナーは報道陣の前でこう答えている。
「残り2試合になって、他球団の消化もだいぶ進んでいる。新しい体制で今月下旬のドラフトに臨みたいと思っているので、ギリギリのタイミングかなと思ってお話ししています」
しかし、読売グループ関係者に聞くと、まったく違う答えが返ってきたのだ。
「それは表向きの言い分で、事実上の解任ですよ。球団は不振の責任を高橋監督におっかぶせて切ったんです」
なんと、ドタバタ劇の真相は、辞任ではなく「緊急解任」だったというのだ。
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