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●ゲスト:安田純平(やすだ・じゅんぺい) 1974年、埼玉県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、信濃毎日新聞に入社。在職中にアフガニスタンやイラクを取材。2003年に退社し、フリージャーナリストに。中東や東南アジア、東日本大震災などの取材を行う。04年、日本人3人が人質にされた背景を探るためイラクのファルージャ周辺を取材中、武装勢力に拘束されるが3日後に解放。07年には内戦状態で取材困難となったイラクに入国。イラク軍関連施設で料理人として働きながら取材をし、「ルポ 戦場出稼ぎ労働者」(集英社新書)を記す。12年、シリア内戦を取材。15年6月、シリア取材のためトルコ南部から入ったところで武装勢力に拘束され、18年10月、3年4カ月ぶりに解放された。近著に「シリア拘束 安田純平の40か月」(ハーバー・ビジネス・オンライン編/扶桑社)がある。
シリアの武装グループに3年4カ月拘束され、その安否が世界中から注目されていたフリージャーナリスト・安田純平氏。10月の解放以後も周辺が何かと騒がしいこの話題の人物に、天才テリーがググッと肉薄。当時の生々しい状況、そして今後を徹底的に語り合った!
テリー 無事に帰国されてホッとしましたよ。解放されてから、体調のほうはどうですか。
安田 だいぶ回復してきました。ただ、向こうで発症したヘルニアがまだ治らなくて。
テリー それはまたどうして? 例えば、変な体勢で拘留されていたから?
安田 そうです。幅1メートル、長さ2メートルぐらいの部屋に閉じ込められていた時に、抵抗の意味で20日間ぐらい断食をしたらガリガリに痩せてしまって。その体で草むしりや力仕事をしたら、すっかり腰を痛めてしまいました。
テリー その部屋、大人ひとりがなんとか寝転べるだけの狭さじゃないですか。
安田 しかも、部屋のドアの真ん中に食事を出し入れする小窓があるんですが、それを通して外にある監視カメラが部屋の中を確認できるんです。そのカメラに私の体が少しでも映ると「ドアに近づいて盗み聞きしている」と解釈されてしまうので、カメラに足先を映さないように横を向いて脚を曲げて寝るか、腰をくの字に曲げて寝るか、どちらかの姿勢でいるしかありませんでした。そんな状態が2カ月ほど続いたもので‥‥。
テリー 足が映っちゃうとどうなるんですか。
安田 部屋の電気を消されたり、トイレの蛇口から水を出して高音を流し続けたり、他の囚人を拷問したり‥‥要は、私に対する嫌がらせが続くんです。そこから「○○をしてはいけない」というルールがどんどん追加されて、最終的には「動くな」「声や音を出すな」というところまできてしまいました。
テリー うわー、それはつらいね。
安田 自分でも「これはもう明らかに無理だ」というレベルに達したので、今年の3月に断食を始めたんです。「そのうちお前たちが望むように身動きできなくなるだろうから、死ぬ前に自分を日本に帰せ」と。
テリー 最後の勝負に出たわけですね。
安田 そのまま続けても、「無期懲役」の身ですから。それが効いたのか、3月31日には別の施設に移され、そこで「半月ほどしたら帰す」と言われたんですね。結局、その時は帰れなかったんですが。
テリー どうして安田さんは、そういう扱いをされることになったんですか。
安田 私の態度が反抗的に見えたんでしょうね。身代金が取れないとわかっても「言うことをきけばすぐ帰す」という話だったと思うんですが、拘束が長期化するにつれて、私に対するスパイ容疑が強まったらしいんです。
テリー それは、何かきっかけがあったんですか。
安田 他の囚人と話したのが密告されてバレてしまったり、彼らが壁の向こう側で尋問している最中に水浴びをしたら、盗み聞きしていると誤解されたりといったことが重なったようです。おとなしくしていれば、もっと早く帰れた可能性もあったのかもしれませんが、私自身、ここまでこじれたことになるとは想像できませんでした。
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