芸能

天才テリー伊藤対談「あの迷惑カップルも新ネタで登場!?」(4)

テリー じゃあ、これからのものまね界はどうなっていくと思います?

神奈月 個人的には、また新しい時代に突入しなきゃいけないんじゃないかと思います。コロッケさんたちや僕、原口くんやホリくんよりもっと下の世代の才能が生かされる番組を作っていかないと。変な話ですけれど、僕らに頼らない番組作りをしたほうが、もっと未来が開けるような気はします。

テリー コロッケさんや神奈月さんの芸って、例えば「笑点」で見ても十分に堪えられる、ちゃんとした芸でしょう。でも今は「細かすぎて伝わらない」とか「学校の○○先生のものまね」みたいな、マイナーというかとがったネタも増えてきていますよね。

神奈月 ええ。もしかしたら、プロフェッショナルな芸というのが、視聴者には少し堅苦しくなっているのかもしれないですね。もうプロもアマも関係なく、「おもしろいことができるなら人前でやっちゃえよ」っていう感じですから。これからは、ユーチューバーからおもしろいものまね芸人が出てくるんじゃないかと思うんですけどね。

テリー やっぱりそうなっちゃうか。

神奈月 だってYouTubeなら、今日あったニュースをすぐネタにできるんですよ。テレビは収録から間が空いての放送だから、圧倒的にスピード感が違いますよね。

テリー じゃあ、神奈月さんもYouTubeをやってみる? 俺はこの前から始めたんだけど。

神奈月 僕は逆張りで、テレビの延長線上ではなく、対極にあるライブでもっとすごいネタをやっていきたいと思うんです。毎年、年末に単独ライブをやっているんですが、そこで他では見せられない新ネタをたっぷり入れていきたいなと。今年は今月28・29日に「新宿FACE」というイベントホールにプロレスリングを設置した舞台でやります。

テリー プロレスのリングってことは、プロレスラーのゲストも来るの?

神奈月 はい、毎年ビッグネームのレスラーの方に来ていただいています。前には武藤さんにも来ていただきましたし、今回もすごいので楽しみにしてほしいです。あと今回は「1人プロレスショー」もやろうと思っているんですよ。

テリー 何なの、それ。

神奈月 僕1人で長州対天龍、ハンセン対ブロディの試合をやるんです。

テリー アハハハ、何言ってるかわかんないけど、それも当日のお楽しみだね。

神奈月 お楽しみということで言うと、テレビで見せたら怒られちゃうようなネタも考えています。

テリー おっ、いいねェ。どういうの?

神奈月 例えば、今年の夏をにぎわせた、あおり運転暴行カップルとか。

テリー アハハハハ、なるほど、目のつけどころがすごいよ。

神奈月 あとはこの年末、芸能界にもいろいろなことが起こって、ネタをたくさん提供してくれましたからそういう方々も‥‥。

テリー フフフ、名前はあえて挙げないけど、あの人この人ね。

神奈月 僕のコアなファンは、そういうネタを目的に来てくれる人が多いんですよ。せっかくなので、この場でしかやれないネタを思い切り、ふんだんにやりたいと思っています。

テリー 聞けば聞くほど行きたくなってきたよ。

神奈月 そのへんの危ないネタは序盤で一気にやりますから、テリーさん、来るならオンタイムでお願いしますね(笑)。

◆テリーからひと言

 対談中もいろんなネタを見せてくれて最高だったよ。原監督のものまね、近くで見たら最高に笑えるんだから。ライブも絶対におもしろいぞ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
2
決別必至!「立浪監督VS中田翔」中日ドラゴンズ冷戦勃発「我慢の限界」発火点
3
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
4
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか
5
また出た!広島カープに「ベテラン選手の不倫デート発覚」下半身コンプライアンス崩壊