芸能

天才テリー伊藤対談「横浜銀蝿40th」(4)俺がバンドに影響を与えていたのか

テリー さて、空気を換えましょうか。今回の「横浜銀蝿40th」は2020年の1年限りの活動なんですね。せっかくなのに短すぎないですか。

 短い分、完全燃焼しますから。2月にニューアルバムを出して、3月からツアーが始まります。

テリー この前、川崎クラブチッタでライブをやっていましたよね。

 復帰1発目に大みそかの「COUNTDOWN JAPAN19/20」というロックフェスに出ることを告知したら、チケットが完売して、来られないファンの子たちが多かったんですよ。

 それは申し訳ないので急きょファンクラブ限定のスペシャルイベントをやったんです。久々のJohnnyのステージということもあったので、前半はメンバーのトーク、後半にライブという2部構成にしてね。

テリー ファンの男女の割合は、どういう感じなの。

 今は半々ですかね。昔は7:3ぐらいで男が多かったんですけれど。

テリー 女性のファンが増えているって、すごいな。

 昔もそうでしたけども、またJohnnyに全部持っていかれていますから(苦笑)。チッタの時も観客全員ずっとJohnnyを見ている感じだったよな?(と翔を見る)

 そうですよ、俺の目の前にいるファンもみんなJohnnyのほうを見ていて。だから「せめてイベント時間の2割くらいは俺を見てくれよ!」とお願いしたら、いかつい男の声で「俺は見てるぞ~!」(笑)。

テリー フフフ、Johnnyさんは久々だからしかたないか。アルバムの新曲も気になるね。

 今まさにレコーディングの最中なんですけど、Johnnyが「ファンにすごいと思わせるような歌を書きたい」って言って、36年ぶりに書いてきたのが「待たせてごめん」という曲で(笑)

テリー わははは! こりゃまたストレートだね。

 でもレコーディングしてみたら、これがまたいい曲なんですよ。

 何よりもJohnnyの気持ちがこもっている。そんなふうに、今回は「俺たちが『おもしろい!』と思ったものをとことん突き詰めよう。4人の音で大好きなロックンロールをやるんだ。他の誰にも媚びるのはやめよう」って常に言っています。

テリー いいねェ。

 その「おもしろいと思ったことはとことんやる」という姿勢を俺たちに教えてくれたのは、テリーさんなんですよ。

テリー えっ、それ、どういうことなの。

 テリーさんと最初に会った頃、ロールスロイスのシャコタンに乗っていましたよね?

テリー ああ、ドクロのエンブレムをつけてホイールを替えていた、あの車だ。

 高級車をオモチャみたいに改造するなんて。なんてメチャクチャな人なんだ、と(笑)。でも、そういう感性だからこそ、テリーさんの演出する番組はおもしろかったんですよね。そういうテリーさんみたいな先輩がいるから、俺らも思い切った活動をしていかなきゃと思わされます。

テリー この年齢でそれを言えるのが頼もしいよ。

 体調はまだイマイチなんですが、ツアーがあるおかげでやる気十分ですよ。

 この40年間いろいろありましたけれど、また変わらず4人そろってステージに立てることには感謝しかないです。音楽がうまい下手より、俺たちの生き様を見せられるような1年にしたいと思います。

◆テリーからひと言

 昔からの仲間が今も頑張る姿が見られるのは、こちらも大きな励みになるね。ツアーラストの東京公演は絶対行きますよ!

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身