芸能

市川海老蔵、妻・麻央さんの祥月命日に動画で明かした「寂しい胸の内」

 市川海老蔵がみずからのYouTubeチャンネル〈EBIZO TV 市川團十郎 白猿〉で、6月22日の夜に〈麻央の事。今日はそういう日。。〉を投稿した。この日は海老蔵の妻である故・小林麻央さんの3回目の命日にあたる日だった。

「みなさま、こんばんは。海老蔵です。今日は2020年6月22日。麻央の祥月命日です。2017年6月22日…2018年6月22日…2019年6月22日…2020年6月22日…。3年という時間が流れて、時間というものはよく解決してくれると聞きますが、ううんどうなんだろうか…。ものすごく長い3年間であり、あっという間とは言えないですね。時が経っていくことだけを感じて…」

 そう感慨深げに語り出した海老蔵。時に天井を見上げ、言葉を詰まらせ、麻央さんを思い出すように…いや、あまりに鮮明に思い起こして涙があふれないようにと、言葉を慎重に選び、ゆっくり口を開いているように見えた。

 勧玄君が病院に見舞いに行って乱暴な口を利くと、「これはあなたの言葉をマネするのだ」と麻央さんからたしなめれた、と生前の思い出を明かし、本来今は〈市川團十郎白猿〉の襲名披露の舞台が続き、忙しく勧玄君に稽古をつけていた時期だったのだが、8月までは舞台もお休みだろうと、「子供と向き合える時間をもらえたな」とコロナの影響も前向きに感じているのとのことだ。

「(麻央さんは)夢の中ではいつも笑ってくれてるんでそれが救い」と話す海老蔵だが、「あれ、なんだやっぱ生きてたんだよねってすごい幸せな自分がいて、目を覚ますと、あ…だよね、夢だよねって月に1回くらいあるわけで…」と、忘れられない寂しい胸の内も明かしたのだった。

 見た目やファッション、過去に夜の街で起きた騒動の印象もあったのだろうが、「やんちゃ」なイメージの強かった海老蔵が、まるで悟りを開いた僧侶のように見える。そんな今があるのも、生前から海老蔵を支えてきた麻央さんの愛情のたまものであるに違いない。

〈KOKORO.〉と題された麻央さんのオフィシャルブログには、3年の月日が経った今も毎日のように挨拶代わりのコメントが寄せられており、6月22日のこの日には、別れを偲ぶコメントが実に100件近くも集まった。まさに彼女の人柄だろう。

(ユーチューブライター・所ひで)

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