スポーツ

日ハム有原航平の「挑戦」に石毛宏典が動画言及で見えた「MLB」「NPB」の違い!

 11月26日、北海道日本ハムファイターズが、有原航平投手のポスティング制度を利用したMLB挑戦を承認したことが報じられた。12月21日には、球団との交渉期限が迫っているため、すでに渡米していたことも報じられた有原は、伸びのあるストレートと、カットボールやフォークボールといった変化球を武器に、2019年は15勝で最多勝利のタイトルに輝いた実力者だ。

 それだけに、海外での活躍にも期待が高まるところだが、元プロ野球選手の石毛宏典氏が、みずからのYouTubeチャンネル〈石毛宏典TV〉で有原について、見解を述べた動画では、「MLB」と「NPB」の違いも見えてきた。

 12月12日に〈【異国】野茂英雄がメジャーで活躍できた理由〉とタイトルをつけた投稿回がそれである。観てみると、まず、石毛氏は97年にロサンゼルス・ドジャースにコーチ留学した自身の経験と照らし合わせた。時はまさに、95年にMLBに移籍した野茂英雄氏のトルネード旋風で世間が沸いていた頃だ。

 日米の野球の違いについて石毛氏は、日本人はキャッチボールから始めるが、アメリカの子どもたちは「よしオレが打つ!」とバッティングから入るそうで、日本人の農耕民族的な考えと、アメリカの狩猟民族的な考えの違いによるものだろうと持論を述べた。

 ゆえに、MLBの選手は打つ気満々で打席に立つことから、速いストレートと、フォークボールのように落ちるボールが効果的だったのではないかと語っている。

 その後MLBで活躍している、佐々木主浩、前田健太、ダルビッシュ有、田中将大といった日本人投手は、いずれも伸びのあるストレートと落ちるボールを決め球として有している。彼らと比較して、有原はコントロールに優れているとも評する石毛氏は、「通用する割合は7割くらいかな…」と予想を立てた。

 日本人ピッチャーの活躍目覚ましいが、バッティングから入る幼少時からの習慣が、MLBでも通用する日本人バッターを増やす要因のようだ。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
4
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
5
前世の記憶を持つ少年「僕は神風特攻隊員だった」検証番組に抱いた違和感