スポーツ
Posted on 2021年01月22日 05:58

「ゴールデングラブ10度受賞」駒田徳広、「捕球のコツ伝授」動画が目からウロコ!

2021年01月22日 05:58

 NPBにおける2020年のゴールデングラブ賞は、セ・リーグでは、巨人から投手部門で菅野智之が2年ぶり4度目、遊撃手部門で坂本勇人が2年連続4度目に輝き、巨人連覇に導いた選手が順当な評価を受けている。

 ところで、このゴールデングラブ賞の最多受賞に輝いているのは、パ・リーグでは福本豊氏(福岡ブレーブス)の12回なのだが、セ・リーグは10回で、山本浩二氏(広島東洋カープ)、古田敦也氏(ヤクルトスワローズ)、宮本慎也氏(東京ヤクルトスワローズ)、そしてもう1人、駒田徳広氏(横浜ベイスターズ)が並んで受賞している。駒田氏は一塁手部門で、最多受賞となる。

 そんな駒田氏が、名球会が運営する公式YouTubeチャンネル〈日本プロ野球名球会チャンネル〉に出演。名手たる捕球時のコツを、去る12月18日投稿回で伝授している。〈プロ野球【ゴールデングラブ賞】セ・リーグ歴代最多受賞の駒田徳広が語る「守備の極意」<日本プロ野球名球会>〉とタイトルされた同回をさっそく観てみよう。

 スタッフからコツを問われた駒田氏は、「一塁守備の支点はヒジだと思うんですね。ヒジをうまく使って捕ってほしい。手首じゃないんです。バッティングと一緒なんですよ。ヒジと肩の支点を使うと、手首が柔らかく使える」と述べ、さらにはゴロを捕球する際に「両手をそろえないこと」と指摘。仮にイレギュラーでボールが顔に飛んできた時に、両手をそろえていると顔をカバーすることができず、捕る側の手と、送球する側の手は相反する位置で構えたほうが、どちらかの手で顔をカバーしやすくなることから、「恐怖感が薄れるとうまく守れる」ともアドバイスした。

 うまく捕球することだけを考えているのかと思いきや、守備は恐怖との戦いでもあることを教わった。さすが、名手は違うとうなりたくなる目からウロコの話が拝聴できた。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク