芸能

さくらまや「紅蓮華」の替え歌は「ほんとに不安でした」

●ゲスト:さくらまや(さくら・まや) 1998年、北海道生まれ。08年、史上最年少演歌歌手として「大漁まつり」でデビュー。09年、「第51回日本レコード大賞」「第42回日本有線大賞」の新人賞を史上最年少の11歳で受賞。その後、ドラマやCMに出演するなど活動の場を広げる。20年、個人事務所「さくらまやプロダクション」設立。同年、「歌ネタゴングSHOW 爆笑! ターンテーブル」(TBS系)に出演、歌手活動や自宅のローン返済の苦境を歌詞に込めた「不安げ」を圧倒的な歌唱力で歌い上げ、SNSでトレンド入りするなど大反響を呼んだ。

 わずか10歳でデビューし、美空ひばりの再来と呼ばれた演歌歌手・さくらまや。最近は自身の苦境を歌った「不安げ」が話題となり、バラエティー番組に引っ張りだこだ。所属事務所の突然の解散や購入したばかりの一軒家のローンなど、抱えきれない思いを天才テリーにぶちまけた。

テリー 小さい頃から知ってるけど、久しぶりに会ったらこんないい女になって! ビックリしたよ。

さくら いえいえ。身内からは全然成長しないねって言われます。

テリー そんなことないよ。今いくつ?

さくら 今22歳で、今年23歳になります。

テリー デビューしたのは10歳?

さくら そのぐらいです。

テリー そうか、あの頃、大活躍してたもんな。で、今またバラエティー番組で歌った「不安げ」が大反響で、注目を集めて。

さくら うれしいです。おかげさまで今もどうにかやっていけてます。

テリー あれはアニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」の替え歌でしょう。どうして歌うことになったの?

さくら まずですね、今までずっと所属していた事務所から「コロナ禍でもう立ち行かないから解散することになった」という連絡が来たんですね。今、大学4年生なんですけど、その費用も残ってましたし、就職活動することも考えたんです。

テリー 「不安げ」の歌詞でそんなことも歌ってたよね。

さくら ただ、いろんな方に相談したら「せっかく名前もあるんだし、もったいないんじゃない?」と。それで、自分で会社を立ち上げて、もうちょっと頑張ろうって思った矢先に、番組からお話をいただいて。今の状況をお話ししたら、「じゃあ、それを歌にしたらおもしろいんじゃないの?」という話になって、歌うことになりました。

テリー バラエティー番組とはいえ、「無職になった」とか「ローン地獄」とか「本当は演歌なんて歌いたくない」とか、すごい歌詞だったでしょう。最初に見た時はどう思ったの?

さくら うちの家族ってテレビをあんまり見ないんですね。なので、笑いのツボが他の人と違うのか、「これ、歌っておもしろいのかな」っていう反応だったんですよ。「何がおもしろいんだろう」「大丈夫かな」っていう。

テリー もちろん、今まで歌ってきた歌とは全然違うわけだし、ある意味、恥部を晒すみたいなね。

さくら そうなんです。強い言葉も入ってましたし、だから、それこそ不安だったんですけど。でも、歌ってみたら、皆さんちゃんとネタとして受け取ってくれて、おもしろいと言っていただけたので、うれしかったですね。

テリー やっぱり歌唱力が圧倒的だからさ。それで自虐的なことを歌うからおもしろくなるんだよね。おかげで仕事も増えたんでしょう。

さくら はい、ありがたいことに。まだ営業はできなかったり、延期になることが多いんですけど、テレビの仕事とか、いろいろいただいてます。

テリー ほんと、どこで何がどうなるかわからないよね。

さくら そうですね。やっぱりこのコロナ禍で人生が変わった方もいっぱいいると思うんですけど、私もその1人ですね。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
3
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え