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記事全文を読む→アントニオ猪木「“国賊訪朝”を拉致被害者家族・増元照明氏が憤激ビンタ!」(2)訪朝の成果を疑問視
猪木氏は8日、「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)に生出演。停滞した北朝鮮との関係を前進させた“成果”をアピールした。これにも増元氏は疑問を感じている。
私は成果主義というのは拉致問題に関して意味がないと思っているのです、成果がなくても相手と交渉し、こちらの立場を伝えるというのが必要であって、猪木さんのルートでの拉致問題前進は、今後を含めてありえないと思います。
拉致問題は一気にいくような状況ではない。現在、北朝鮮は中国からの制裁もあって苦しい現状にあり、そういう点で、日本との交渉をしたがっている状況が生まれてきていると聞いています。だからこそ、安倍政権の参与である飯島さんに対してアプローチしてきたということです。
ある外務省関係者いわく、「北朝鮮の外交手段は、表玄関がダメなら裏口、裏口がダメなら窓というふうに、泥棒のごとく攻め手を変えてくる」のだという。
9月には元NBAのスーパープレーヤー、デニス・ロッドマン氏が金正恩氏に招かれて訪朝しているが、これも北朝鮮がアメリカと直接交渉をしたいがための「窓」として利用しているのだというのだ。
飯島さんでは崩せないので、猪木さんでという意思はあると思います。しかし、それに乗せられるとやられます。猪木さんも含めて、北朝鮮のプロパガンダをやっている人の中には、制裁を解除するべき、ということを言う人がいますが、制裁を解除して何が生まれるのかという疑問があります。
今、世間的に拉致問題は膠着状態と見られています。どうにかして交渉をしなければならないのではないかという機運の中で、日本が制裁をかけているので北朝鮮は硬化しているのではないか、と見る風潮があります。
しかし、あの政権と融和的に交渉してうまくいったことは歴史上一度もないのです。韓国がまさにそれで、金大中時代から2代続いて1兆円以上の支援を北朝鮮にしたのです。その後、政権が変わって少し厳しくなり、結果、延坪〈ヨンピョン〉島の砲撃事件が起こりました。これを考えると、何のための1兆円支援だったのか、ということになります。
確かにお金をもらっている間は何もしないのかもしれないけれども、未来永劫日本は北朝鮮にお金を与え続けなければならなくなるかもしれない。それで本当に国益がかなうのか? 猪木さんには、日朝国交正常化をして、日本人は本当に喜ぶんですか? 幸せになるのですか? と逆に伺いたいくらいです。
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