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「落合博満の有言実行100%安打に驚愕」後輩が“一矢報いた”日本シリーズ!

 元プロ野球選手・西村徳文氏といえば、1981年にドラフト5位でロッテに入団。「走る将軍」のニックネームにふさわしく、86年から4年連続で盗塁王のタイトルを奪取し、90年には首位打者にも輝き、「走」と「打」のかみ合った選手だった。そんな西村氏のプロ1年目である82年は、ロッテの先輩である落合博満氏が初の三冠王に輝いた年だ。そんな関係性もあって、西村氏が、プロ野球OBが多数所属する「プロ野球OBクラブ」の公式YouTubeチャンネル〈プロ野球OBクラブチャンネル〉に出演。落合氏の驚きのバッティングエピソードを明かした。

 同チャンネルの5月21日付けの〈【100%】落合博満さんは本当に言った通りの人だった〉と題した投稿回でのことだが、西村氏によれば、現在は各自が手元にバットを置いてベンチに座っているが、当時は監督やコーチのそばにあったバットケースからバットを取り、打席に向かうスタイトルだったそうだ。ルーキーだった西村氏は監督のそばに座っていた。すると落合氏は、チャンス時に「打ってくるから」と、一言残してバットを引き抜き打席に入ることがあったそうで、そんな時には100%の打率だったというのだ。「いくら落合氏さんでも…」と疑いの目を向けていた西村氏を毎度驚かせていたようで、首位打者に輝いたことのある西村氏でもマネのできない落合氏の有言実行ぶりに感心しまくっていた。

 そんな西村氏は2010年にロッテの監督に就任。リーグ3位だったが、クライマックスシリーズで勝ち抜き、日本シリーズでは落合監督率いる中日と対戦した。「あの落合さんが監督やってる中日とね、日本シリーズできるっていうところは、なんとも言えないような…」と感慨深く振り返った西村氏。結果は4勝2敗1分でロッテを5年ぶり4度目の日本一に導いている。

 偉大な先輩に一矢報いることのできた西村氏の満足げな表情が印象的だった。

(ユーチューブライター・所ひで)

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