スポーツ

ミスターを丸刈りにさせたガルベス「苦い騒動」を槙原寛己が“笑い”に昇華!

 90年代後半、巨人に籍を置いた元プロ野球選手のバルビーノ・ガルベス氏。入団した年の1996年、16勝でチームメイトの斎藤雅樹氏とともに最多勝のタイトルに輝くと、その翌年にも12勝を挙げ、槙原寛己氏と並んでチームの最多勝利数をマーク。しかし、期待された3年目の98年には、7月時点でリーグトップとなる9勝をあげる活躍を見せながら、乱闘騒ぎから出場停止処分を受け、後半戦を棒に振る事態となったのだが…。

 その乱闘事件について、槙原寛己氏が、みずからのYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉の、6月7日付け投稿回〈【巨人vs阪神 伝統の乱闘史】長嶋茂雄が坊主に&清原・元木が…〉で振り返っている。

 それは98年7月31日に阪神甲子園球場にて行われた、対阪神戦でのこと。球審の判定にたびたびイラ立ちを見せていたガルベス氏。2ストライク後の直球をボール判定され、直後に本塁打を浴びるなどあって、球審にクレームをつける姿も見せた。そこで、当時の長嶋茂雄監督が投手交代を告げたところ、ガルベス氏はベンチに戻る途中で審判団に向けてボールを投げつけるといった暴挙に及び、これが乱闘騒ぎを巻き起こしたのだ。

 ケジメをつける意味で、8月4日、長嶋監督が頭を丸刈りにしてグラウンドに現れた姿は衝撃的だったのを思い出すが、審判団に投じたガルベス氏のボールを、槙原氏は、「来日した中で1番アイツの速い球だと思う。上にホップしたからね」と振り返ったものだ。スタジオの笑いを誘い、当時の暗い思いから救われた気持ちになった。

 ちなみに、このボールは大きく逸れて、誰にも当たってはいないことを念のために加えておきたい。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」