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阪神タイガース、「喜ぶのはまだ早い」とファンを慎重にさせる13年前の“悪夢”

 プロ野球・阪神タイガースの快進撃が続いている。

 交流戦は11勝7敗で4つの貯金をつくり惜しくも2位。最終戦となった楽天戦では6得点すべてが2死、しかもランナー無しからの得点としぶとさを存分に見せつけ、6連勝でみごとに締めた。

「先発投手陣が安定したことで後の投手への負担が軽減。打撃も好調ですべてがうまく回っています。もちろん、佐藤輝明の新人らしからぬ活躍ぶりがチーム全体に与えている影響も大きいのでしょうが、梅野隆太郎捕手が得点圏打率で.381など好調なのも大きい。捕手がノリにノッていると、これもまたチームに勢いをもたらしますからね。盗塁数でも51個とリーグ1位で、足を絡めた攻撃が成功している点も見逃せません」(野球ライター)

 これにて阪神は、同率2位の巨人・ヤクルトに7ゲーム差をつけ貯金は今季最大の20で首位をキープ。後半戦を迎えるにあたりいよいよ“16年ぶりリーグ優勝”の声がチラホラ聞こえているが…。

「ファンの間では“まだまだわからない”といった控えめな見方をする指摘も多く見られますね。最も気になるのはやはり、巨人の存在。記憶に新しいところでは2008年、岡田彰布監督による5年目のシーズンでは、7月終了時点で2位の巨人に9.5ゲーム差をつけ首位を独走し、優勝間違いなしとまで言われていました。しかし、マジックまで点灯しながら北京五輪により主力選手が抜けたことで大失速。結局、最終的には巨人に2ゲーム差での2位に沈んでいます(クライマックスシリーズでは第1ステージで敗退)。そうしたことから阪神ファンの間では、“首位にいても2位の巨人と争うとロクなことがない”というジンクスが定説化している。今年が現時点で五輪イヤーでもあることから、《喜ぶのはまだ早い》《まずは巨人を3位以下になるまで叩くことだ》といった声が出ているんです」(前出・野球ライター)

 6月18日からは、甲子園にその巨人を迎え後半戦が始まるが、懸念を吹き飛ばす圧倒的な強さを見せられるか。

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