スポーツ

金本知憲、コーチへの反骨で肉体改造?カープ時代に溜め込んだ“うっぷん”

 日本プロ野球において、本塁打の歴代最高記録は、言わずと知れた王貞治氏(巨人)の868本。そのすべてが「昭和」に記録されたものだが、では「平成」に限り、最も本塁打を放ったのは誰か。正解は、金本知憲氏である。

 金本氏は、1991年ドラフト4位で広島東洋カープ入団。92年から2002年は広島、03年から引退する12年までは阪神タイガースでプレーしており、そのすべてが「平成」、通算476本塁打を叩き出したのだった。

 その金本氏が、ヤクルトで活躍した元プロ野球選手、古田敦也氏のYouTubeチャンネルに出演(11月9日付投稿動画)。そこでの金本氏の話によれば、プロデビュー当時は体の線が細く、また足が速いことから「1、2番タイプ」として広島のコーチ陣から期待され、「お前はホームランを打つタイプではない」と、引っ張って打つことを禁じられ、流し打ちに徹するよう指導を受けていたのだとか。しかし、金本氏はその指導に意固地になり、引っ張って打ちはしないが、その代わりに「流してホームランを打ってやる!」といった気概をもって体を鍛え、我々の知る筋骨隆々とした肉体を形成したのだそうだ。

 ちなみに、金本氏の体重が最も重かったのは33歳の91キロだと記憶しているそうで、その年、一番足が速かったとも振り返っている(記録では、金本氏が32歳になる2000年に自身キャリアハイとなる30盗塁を決めている)。

「平成のホームラン王」金本氏の反骨心が十分に伝わる、実に見ごたえのある動画だった。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
4
前世の記憶を持つ少年「僕は神風特攻隊員だった」検証番組に抱いた違和感
5
前田日明「しくじり先生」で語らなかった「最大のしくじり」南アフリカ先住民事件