スポーツ

41歳の山本昌をノーヒットノーランへ導いた谷繁元信が「妙なる配球」動画回顧

 中日ドラゴンズ一筋だった元プロ野球選手の山本昌氏がMCを務める総合スポーツチャンネル「スポーツライブ+」のYouTubeチャンネル〈スポーツライブプラス〉に、横浜ベイスターズ、中日で活躍した元プロ野球選手の谷繁元信氏が出演。

 谷繁氏は、中日に移籍した2002年8月1日の東京ドームで開催された「対巨人戦」において、川上憲伸氏とバッテリーを組み、みごと「ノーヒットノーラン」を達成。さらに、06年9月16日のナゴヤドームで開催された「対阪神戦」でも、山本昌氏とバッテリーを組み、「ノーヒットノーラン」に導いている。この山本昌氏のノーヒットノーラン達成時の年齢は41歳で、日本プロ野球史上最年長をマークする偉業であった。

 この試合を振り返り、同チャンネルの1月1日付け投稿回において、「2アウトランナー無し、(阪神のラストバッターは)赤星ですよね?真ん中あたりにスクリュー投げてれば絶対に前に飛んで、アウトになるなと思って、その通りになったんです」と谷繁氏。ラストバッターに対して「カーブ」のサインが多かったと記憶している山本昌氏に、「あれ、なんでカーブ使ったかって言うと、相手もプレッシャー掛かるんですよ。だから、遅いボールって、力みが入るんでミスるんですよ。そう思って緩い球使ったんですよ」とした谷繁氏に、「知らなかった」と山本昌氏も初耳にして仰天の配球だったことが明かされた。

 谷繁氏は、2013年に2000本安打を達成。捕手としては、故・野村克也氏、古田敦也氏に続く3人目の快挙達成となった。そんな谷繁氏のバットマンとしての経験が活きたリードがなければ、山本昌氏の偉業達成も観ることができなかったかもしれない。そう思わせる、実に興味深い回だった。

(ユーチューブライター・所ひで)

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