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プロ野球キャンプイン!セ・パ12球団の地雷地帯を先取りガイド(4)

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 右肩痛で昨年を棒に振った日本ハムの斎藤佑樹(25)は今や巨額契約でヤンキース入りした同級生右腕に大きく後れを取ってしまった。「肩の不安はない。リベンジします」とヤル気を見せているが、

「先発陣の構想は武田勝(35)、吉川光夫(25)、木佐貫洋(33)、新外国人メンドーサ、石井裕也(32)の5人までほぼ決まっており、残り1枠。ただ、二刀流を続ける大谷翔平(19)のローテ入りが『内定』状態です」(スポーツライター)

 さしあたって6番手を争う斎藤と大谷は、2月8日の紅白戦で先発として激突することが決まっている。スポーツライターがさらに続ける。

「栗山英樹監督(52)は大谷に『今年はお前がチームを勝たせろ』とハッパをかけているほどで、大谷をエースにすることを将来的な優先事項に掲げている。同じドラ1入団の斎藤は崖っぷちです。どれだけ意地を見せられるかでしょう」

 とはいえMAX155キロと130キロ中盤の勝負は、

「大谷に蹴散らされる公算大でしょう。公開処刑のような感じです」(スポーツライター)

 日本ハムが「大谷VS斎藤」なら、ロッテは「成瀬善久(28)VS涌井秀章(27)」のエース争いが地雷原。

「横浜高校の先輩後輩同士である成瀬と涌井が、高校時代のシゴキが原因で犬猿の仲なのは有名な話です。そして伊東勤監督(51)は肝心なところで打たれる成瀬をあまり信用しておらず、さっそく『涌井を開幕投手に』などと言っている。成瀬にすれば、折り合いの悪い監督と後輩がいて、開幕投手の座を奪われるかもと心中穏やかではない。いつ対立が表面化するか、見ものです」(デスク)

 Bクラス脱出が至上命題のオリックスは、野球に打ち込みづらい「環境」が選手を悩ませているという。

 森脇浩司監督(53)は昨秋、ドラフト1位右腕、吉田一将(24)の指名挨拶に出向いた際、「かわいい顔してるね」と笑顔を見せたが、

「その場にいた『事情』を知っている記者は皆、凍りつきました。何しろ森脇監督は昔から“コレ”の嗜好があると言われ、選手たちは警戒していると‥‥」

 在阪のスポーツマスコミ関係者はそう言って、親指を立てたのだ。もちろん「真偽」は定かではない。

 はたして足元に潜む地雷を踏まずにキャンプを乗り切れる球団はあるのか!?

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