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記事全文を読む→テリー伊藤対談「小橋健太」(2)“FD-1”の次は団体立ち上げ?
テリー 6月8日に、後楽園ホールで「Fortune Dream1〈フォーチュンドリームワン〉」が開催されますが、これは、小橋さんの完全プロデュースですよね。
小橋 はい。
テリー 「Fortune」という単語には、どういう思いを込めてるの?
小橋 僕の個人事務所は「Fortune KK」という名前で、僕は京都府の福知山出身なんですね。だから「福」という言葉が欲しかったんです。「福」には「ラッキー」という言葉も当てはまるけど「ラッキーKK」じゃ、パチンコ店みたいですよね。
テリー ハハハハ。
小橋 それで「Fortune KK」という名前にして。KKというのは僕のイニシャルです。興行名は「ドリーム」という単語が示すように、夢を持てるようなプロレスがいいと思っているので「がんの子どもを守る会」に協賛しています。
テリー 大会の構想はどんなふうに出来上がっていったんですか。
小橋 引退して、自分は少し離れたところからプロレス界を見ていたんですね。でも「週刊プロレス」のコラムを書くために、いろんな団体を見に行くようになったんです。
テリー 日本のプロレス団体を、じっくり知るようになったんだ。
小橋 はい。そうすると、自分だったらこんなカードが見たいなということを考えるようになったんです。「大きい団体のスターがやり合うよりも、この人とこの人がやったらきっとおもしろいな」と思ったり。
テリー どんな団体を見に行ったんですか。
小橋 これまで見ることのなかった大日本とか、DRAGON GATEとか、全日本も見ましたし、KENSUKE OFFICEとか。それから、小さい団体も研究しておかないと、と思いまして、ビデオも見て「あ、こういう選手もいるんだ」「こういう選手がもっともっと出てくればおもしろいな」と。
テリー 小橋さんはプロレス界の保守本流だったし、こんな絶対王者に試合を見に来られたら、向こうもやりにくいだろうな(笑)。
小橋 みんな挨拶に来てくれますね。外国人の選手が来てくれたり。
テリー 「FD-1」を成長させて、将来は団体を作るということも考えてる?
小橋 いや、まだそれは考えてないです。テリーさんに言われたら、僕も頑張らなきゃいけないかなと思いますけど(笑)。だけど何らかの形で、若手の育成をしたいなと思っています。
テリー 若手というのは、今現在、すでにプロレスラーになっている若手?
小橋 いや、まだなってない人のことですね。そういう人間を育成する場を。
テリー ということは「小橋道場」みたいなものを作るということかな。
小橋 夢はあるんですが、まだ全然、具体的な計画はなくて。
テリー 昔、今の若い人はプロレスラーになるとかじゃなくても、細マッチョとか、いい体になりたいという気持ちがあるから、そういう人のためのジムを作りたいと言ってましたよね。
小橋 はい。それで練習を積んでいけば、だんだん自分の目指す道が見えてくるじゃないですか。細マッチョのモデルになりたいとか、格闘技の道に進みたいとか。体を鍛える場所を提供することから、何か道はできるのかなと。
テリー いつか形になるといいですよね。引退してからプロレス界をあらためて見つめ直して、どんなことを感じましたか。
小橋 僕は会場全体が見えるように観戦するんです。例えば、後楽園だとバルコニーから見る。そうすると、お客さんの熱狂度が、昔と比べるとおとなしいなあと思いますね。それはリングの上で熱狂するような戦いがないからなのか、それはこれから自分も突き詰めていきたいなと思います。
テリー スター選手がいないっていうのもあるよね。
小橋 そうですね。スターを作りたいという気持ちもありますね。
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