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みのもんた「本当の金持ちはレベルが違う!」

 六本木ヒルズにこんな人いたの? と驚いちゃったニュース。

【「ネオヒルズ族」秒速で1億稼ぐ与沢氏が破綻寸前】

ネット広告事業や情報商材で年商50億円(自称)を稼ぎ、「ネオヒルズ族」の代表格として派手な私生活を公開していた与沢翼氏。しかし修正申告分の税金支払いにより資金がショート。破綻寸前であることを明かした。

 ヒルズはうちの事務所の目と鼻の先だけど見たことないなあ~(笑)。だから、このニュースを知って、調べてみたら、高級車を乗り回し、美女をはべらかして、札束積んで記念撮影って‥‥。なんだい、この人は? 悪いけど、本物の金持ちじゃないね。下品すぎるよ。この彼をチヤホヤした連中もバカだけどさ。

“本当のお金持ち”というのは、例えじゃなくて本当に「湯水のようにお金を使える」人のことを言うの。資金に限界がないんだよ。そういう意味では、日本で本物の金持ちって会ったことがない。日本人ってため込んじゃうから、使わなければお金持ちとは呼べないんだよね。

 じゃあ、私が今まで会った一番のお金持ちは誰かといえば、イギリスのある貴族。実は、友達でね。招待されて、彼の家に遊びに行った。送迎車に乗って門をくぐると、テニスコートがあって、プールもあった。ドンドン車は森の奥に行く。

 どこまで行くのかと思ったら、ひと山越えたところに邸宅があるんだよ。それだけでも驚きなのに、中に入ると、応接間にダイニングに寝室に‥‥って、いったい部屋いくつあるんだよ、というぐらいの大邸宅。

 一晩、泊まっていけというから、お言葉に甘えたんだけど、驚いたのは朝食。パンとバターとジャムが出てきて、一見普通だけど、とてもおいしい。聞いてみると、それもそのはずだよ。全部、彼の農園や牧場で作ったものだっていうんだから、並の金持ちなら「うまいもの食べよう」って言っても、せいぜい新幹線や飛行機で店に行くくらいでしょう? それを作っちゃうんだからレベルが違う!

 それで、「天気もいいし、クルージングに行こうか」と誘われて、港まで連れて行ってもらった。停泊していたのが、逗子あたりで見るクルーザーより、ちょっと大きいかなという船でさ。金持ちは自分で操縦しない。ちゃんとクルーがいて、部屋にはシャンパンが置いてあって、スゲーなと思っていた。

 ところが、沖に出てからが仰天。船の向かう先にでっかい客船が停まっていてね。私が乗っていたのはクルーザーじゃなくて連絡船、はしけ代わりで、クルーザーは、その客船のほうだった(笑)。

 私も「みのさん、稼いでいるんでしょう」「一晩で最高どのくらい使いました?」なんて言われて調子に乗っていた時期があったけど、恥ずかしいよね。使い切れないぐらいの金を持っているのが本当の金持ちなんだからさ。若い人が金持ちになりたいと思うのは別に悪いことじゃないよ。でも金で命は買えないし、あの世に金を持っていけるわけでもない。だからドンドン金を使うような本当の金持ちを目指すべきだね。

 死んだ女房も酒を飲む分には怒らなかったし、私は銀座で金を使わしてもらいますよ(笑)。

◆プロフィール みのもんた 1979年に文化放送を退社後、フリーアナとなる。以後、数々の番組で司会、キャスターを務める。1週間で最も生番組に出演する司会者のギネス記録保持者でもある。

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