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記事全文を読む→現役ヤクザが読み解く「ジャニーズ仁義なき戦い」の行方(2)新興組織が二代目の管轄に
13歳で事務所入りし、初代の喜多川氏から後継者に指名された滝沢氏。対して世襲で二代目を“襲名”した現社長の藤島ジュリー景子氏(56)。執行部2人の間に何が起きたのか。
滝沢氏が副社長に就任したのは19年1月1日。芸能評論家の竹下光氏は、前年4月に元TOKIOの山口達也(50)=現在は引退=が強制わいせつ事件で書類送検された不祥事に触れてこう解説する。
「滝沢氏本人の『裏方に回りたい』という意思はあるにせよ、彼のクリーンなイメージを利用するための副社長抜擢だったことは間違いありません。ジュリーさんや実務を担当してきた古参幹部にとって、『しょせん、滝沢はタレント』という意識が強かったのではないか。両者間には常に溝があり、ジャニーさんの死によってそれがより深くなったようです」
上野氏によれば、ヤクザたちは口をそろえて、「手柄を立てたヤツがいい組長になるとは限らない」と話していたようで、こんな共通点を挙げる。
「アイドル時代にタッキー&翼で一世風靡した滝沢氏でも、子会社(ジャニーズアイランド)のトップは務まらなかった。ヤクザ社会も同様で、いくら名の売れた武闘派でも、頭になれるかは運次第でしょう」
タレントとしては00年にプロレス興行で故・アントニオ猪木と対戦し、05年のNHK大河ドラマ「義経」で主演を務めた滝沢氏。華々しいキャリアと「ナンバー2」の肩書がありながら、組織内では冷遇されていたのだろうか。
裏方に回った滝沢氏にとって、最大の懸案事項が、20年に同時デビューした新興グループ、SnowManとSixTONESだ。
「2つともジャニー氏と滝沢氏が手塩にかけてきた、まさに秘蔵っ子と呼べるグループ。それが、21年中には一方的な決定事項として、滝沢氏の手を離れ、ジュリー氏の管轄に入っていたそうです」(竹下氏)
これが事実なら、滝沢氏の憤りも理解できよう。特にSnowManにいたっては、イケイケの若衆9人で構成された大所帯で、「稼ぎ頭」との呼び声も高い。前出の関東組織幹部は次のように語る。
「対立する組織内部の有力グループを引き抜くのは、ある意味ではヤクザの常套手段だよ。いわゆる『切り崩し』ってやつだ。相手の力を削いで、自分たちが大きくなる。同じ組織内でそれをする、というのはかなりエゲツないけどな」
水面下では想像以上にドロドロした「仁義なき戦い」が繰り広げられていたのか。
関西に拠点を置く別の組織の組員は滝沢氏の立場にある程度の理解を示す。
「まだ若いうちから狭い世界に囲って独自のしきたりやルールに染めていくのは芸能界もヤクザの世界も同じや。言うたら滝沢は13歳からカリスマ組長とべったりで、組のナンバー2にまでなったわけやろ? ほんで、その組長が死んだら、本人だけやなくて、他の下のモンも出ていくのは、よっぽど新しい組長に人望がないということやろ」
King&Princeが2つに割れたのは、果たして二代目組長である藤島ジュリー氏への謀反なのか。現時点で確認された離脱者は4名だが「抗争が起きかねない」という声も上がっているのだ。
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