スポーツ

中日ドラゴンズ「余った捕手を出戻り無償トレード」のアキレた実態

 ロッテの加藤匠馬が無償トレードで古巣の中日に復帰すると、中日球団が発表した。

 捕手の加藤は21年6月に、ロッテの加藤翔平と交換トレードで移籍。だがロッテでは佐藤都志也、松川虎生などが起用され、加藤は24試合の出場にとどまった。中日の加藤宏幸球団代表は、

「中日の投手陣の力量などをよく把握している。パ・リーグで学んだことを生かしてくれると、期待している」

 としたが、球団OBは「これこそハリボテの補強にすぎぎない」と吐き捨てるのだ。

「21年に加藤を放出した際は、木下拓哉の成長もあって出したわけです。立浪監督に代わってから急に風向きが変わり、木下は正捕手から脱落。捕手不足は深刻だった。シーズン中から他球団の捕手のトレードでの獲得を目指していたのですが、不成立。結局、余っていた加藤を取り戻すしかなかった」

 別のところに問題はありそうだ。

「中日のチーム編成自体がその場しのぎ、それが露呈したトレードです。つまりは現場監督が代わっても3年後、5年後と、球団は戦力育成をしなければいけないのに、全くできていない。これでは誰が監督をやっても、一向に勝てないでしょう」

 立浪監督が思っている以上に、この球団が抱える問題は深刻なのである。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
また出た!広島カープに「ベテラン選手の不倫デート発覚」下半身コンプライアンス崩壊