スポーツ
Posted on 2023年03月01日 09:59

「あいつより長く練習する!」山本浩二が衣笠祥雄との「ライバル秘話」を初公開

2023年03月01日 09:59

 広島東洋カープに初のリーグ優勝と日本一をもたらしたのは、古葉竹識監督だ。

 1975年、日本球界初となるMLB出身監督として広島の監督に就任したジョー・ルーツ氏が、わずか15試合で帰国。代わって指揮を執った古葉監督が快進撃を見せて初のリーグ優勝を遂げたのだった。

 この優勝をきっかけに、それまであまり仲が良くなかったあるチームメイトと親交を深めたと回顧したのは、「ミスター赤ヘル」の愛称で知られた山本浩二氏だ。野球解説者・江本孟紀氏のYouTubeチャンネル〈エモやんの、人生ふらーりツマミグイ「江本孟紀」〉で明かした。

 そのチームメイトとは、山本氏と同様に70年代後半から80年代の広島黄金期を築いた、「鉄人」衣笠祥雄氏である。山本氏が言う。

「優勝するまでは『何くそ、負けるかい』って腹の内よ。あいつが(まだ)練習してるから、あいつより長くやるぞっていう関係だった。それが初優勝した時に、抱き合って泣いて喜んだ。それからは腹を割って話ができる。『今、お前調子悪いからこうして打ったらどうか』とか。もう1回優勝したいから、優勝するためにどうするかワシら頑張ろうという仲になった」

 この年は、阪急との日本シリーズに1勝もあげることなく敗れた広島だが、古葉監督のもと、79年、80年、84年と、3度の日本一に輝いている。

「古葉氏は後日、『山本浩二、衣笠祥雄が広島の中心選手に育ち、この2人を軸に優勝を目指せるチーム作りができた』と語っています」(野球ライター)

 山本、衣笠の両氏の絆、古葉監督の指導力が広島黄金期をもたらしたのだった。

 残念ながら古葉監督も衣笠氏も、それぞれ21年と18年に他界した。今ごろはあの世で旧交を温めていることだろう。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク