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記事全文を読む→ベルギーリーグ得点王争いの上田綺世を再評価!日本代表でも「後半30分まで先発起用すべきだ」
リーグ通算18ゴールを挙げ、ベルギーリーグで最後の最後まで得点王を争った上田綺世(セルクル・ブルージュ)。昨夏の移籍で欧州挑戦となったが、当初はいいパスが出てこないため、前線で孤立する場面が多く、初ゴールは6節まで待たなければならなかった。選んだチームを間違えた、とさえ思われたのだ。
それでもベルギーのサッカーに慣れ、周りの選手からの信頼を得ると、チームの上位進出の原動力となった。
上田が点を取れるようになった最大の原因を突き詰めれば、Jリーグではボールを繋ぐチームが多く、攻撃が詰まった時は一度、ボールを戻してやり直すことが多い。それゆえセンターフォワードでも、下がって繋ぎに参加したり、守備もする必要があった。
一方、ベルギーリーグのサッカーは、相手ボールを奪いに行くのも速ければ、ボールを奪ってからも縦に速い攻撃が求められる。シンプルにゴールを狙えるようになったのだ。
つまりストライカーとして余計なプレーが減り、点を取ることに集中できるようになったことが大きいのだ。今では一瞬のスピード、ヘディング、そしてパワフルなシュートと、リーグを代表するストライカーとなった。
また、身体能力の高い選手、フィジカルの強い選手が揃っているリーグだけに、上田自身も体が強くなり、簡単に倒れることはなくなった。
レベル的に、ベルギーリーグは長くプレーするところではない。冨安健洋がベルギーリーグからセリエA、プレミアリーグへとステップアップしたように、上田もステップアップするべきだ。すでにフランスリーグのASモナコの名前が挙がっている。
日本代表ではいまだゴールを決めていないが、それは守備能力の高い前田大然や浅野拓磨が重宝され、上田が試される時間が少なすぎたから。W杯ベスト8進出のために攻撃力のレベルアップが必要だというのであれば、上田を試さない手はない。森保一監督には、前半だけや後半途中からの出場ではなく、先発で後半30分ぐらいまで我慢して使ってほしい。それだけの価値がある選手だろう。
(渡辺達也)
1957年生まれ。カテゴリーを問わず幅広く取材を行い、過去6回のワールドカップを取材。そのほか、ワールドカップアジア予選、アジアカップなど数多くの大会を取材してきた。
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