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単年契約の阪神・大山悠輔がやっぱりFA移籍を狙う中西清起が指摘のナルホド理由

 昨季、18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を達成した阪神。2連覇へ向け沖縄で春季キャンプ中だが、一方で今年FAを取得する可能性のある選手が複数いる。そんな選手たちの動向について阪神OBの中西清起氏が自身のYouTubeチャンネルで語っている。

 阪神不動の4番、大山悠輔内野手は昨年の契約で複数年を断り、単年契約を結んだ。そのため今年のFAを狙っているとみられるが、中西氏もやはり「他の球団に行く可能性はあると思う」とコメント。

 昨年は最高出塁率、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得しているが、「他の球団だと、甲子園の浜風、広さがないので、ホームラン30本は打てる選手だと思う」とした上で、「今年1年やってみて、オフのタイガースの条件次第で複数年の可能性はある。手を上げれば他球団が取りに来る可能性はある」と語った。

 また昨季、左の代打でしぶとい打撃を見せ活躍した糸原健斗内野手。中野拓夢内野手がセカンドにコンバートされたため、レギュラーから代打になったが、中西氏はこう指摘した。

「バッティングは常時出れば、ある程度の成績が残せる。本来、彼としては代打で収まるよりはレギュラーとして試合に出ることが一番の条件。そういう意味では、出られるところを目指してFA宣言する可能性は非常に高い」

 まずは阪神が今季2連覇を実現できるか、そしてそれぞれが好成績を残せるかだが、昨季の本塁打が19本とはいえ、四番を手放す可能性があるとなると今季から対策を取らなければならないだろう。

(鈴木十朗)

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