スポーツ
Posted on 2024年08月30日 17:58

実は大谷翔平より「総合指標」は上なのに…カブス・鈴木誠也が泣かされるメジャーワースト2位の「誤審率」

2024年08月30日 17:58

 カブスの鈴木誠也がメジャー3年目で、ついにナ・リーグ最強外野手になった。

 8月28日のパイレーツ戦には3番・DHでスタメン出場。9回の第5打席は先頭打者として左前打で出塁し、逆転劇の口火を切った。さらにこの回、2度目となる第6打席ではダメ押しのタイムリーを放つなど、チームの大逆転勝利に貢献。5打数2安打1四球1打点で打率を2割7分8厘とした。

 この日の活躍などもあり、チームの得点にどれくらい貢献できているかを示すOPS(打撃指標数)は.843に上昇。ナ・リーグの外野手としては、パドレスのプロファーの.850に次ぐ数字である。

 鈴木は直近6試合で28打数13安打、打率4割6分4厘、3本塁打、8打点の大暴れ。メジャー3年目ですっかりチームの顔に成長したが、ドジャースの大谷翔平とは対照的に、つぶさには伝えられていない。事実、この日の日本のメディアのほとんどは鈴木ではなく、大谷の愛犬デコピンの始球式ばかりを大々的に報じている。

 大谷があまりに異次元の活躍をするため、鈴木は過小評価されがちだが、メジャー3年目までのWAR(投打守備の総合指標)は鈴木の方が上。本塁打が19本と少ないため、せめて30本を超えればメディアの注目度は一気に上がることだろう。シーズンを通して成績に波があるのが玉に瑕ながら、下がっても必ず持ち直してくるのが鈴木の強みだ。

 実は鈴木にとって「障壁」となっているのは、ワースト2位の「誤審率」だ。MLBではストライクゾーンを可視化し、球審の判定は全球がデータ化される。今季、鈴木がボールゾーンをストライクと判定された割合は6.1%。これは大谷の2.9%と比較して2倍以上も高く、MLB全体の平均4.2%よりも上だ。いかに鈴木が誤審に泣かされているかがわかるだろう。

 大谷は明るく気さくな性格で、チームメイトだけでなく、球審受けもいい。鈴木も広島時代のごとき性格で、球審とのコミュニケーションが増えていけば誤審率は減少し、おのずと本塁打や打点が増えていくのではないだろうか。

 今季は残りわずかとなったが、鈴木の活躍がトップ報道される日が増えることを期待したい。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月24日 07:15

    ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 11:30

    一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 13:30

    これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク