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記事全文を読む→石破茂新総理がミスリード「ニッポン庶民見殺し政策」(1)投票結果に会場内はシーン
「石破茂君をもって、当選者と決定しました!」─ニッポンの新たなリーダーが誕生した瞬間、驚愕の出来事が起きた。一瞬で円高が進み、株価指数先物が急落したのだ。「石破ショック」と命名されたこの現象は、市場から告げられた明確な「NO」。新総理には最悪の船出となっている。
9月27日、自民党総裁選が党本部で行われ、決選投票で高市早苗経済安保大臣(63)を振り切り、石破茂衆院議員(67)が新総裁に就任。第102代総理大臣になることが決まった。
石破新総理といえば、長らく「総理にしたい政治家」などのランキングで上位に名が挙がり、国民人気は高いものの、同じ自民党議員からの支持は少ないとされてきた。だが、
「今回の石破さんは気合が違った」
と、永田町取材を長年続けるジャーナリスト・山村明義氏が語る。
「人付き合いが悪く、わが道を行くタイプでしたが、総裁選出馬も5回目で『背水の陣だ』と公言していたこともあり、議員票を集めるべく、前回まで秘書やスタッフに任せきりにしていた電話をみずから方々にかけたり、投票前日には犬猿の仲である麻生太郎元総理(84)と会談して支援を要請。さらにはこれまで表に出ることのなかった奥さんまでメディア出演し、全力でアピールしていました」
まさに総理のイスへの「虚仮の一念」が結実したわけだが、その一方、党内が歓迎ムードで満たされたわけではなく、むしろ困惑が広がっているという。山村氏が続ける。
「私も当日、自民党本部で取材をしていて驚いたのですが‥‥。まず、投票結果が出た瞬間、会場内はシーンと静まり返っていました。みんな、絶句していたのです。私を含め大半のメディアは、決選投票になれば、議員人気に乏しい石破さんは負けると決めてかかっていましたから。それは会場の議員たちも同じだったのでしょう。まさかの結果に一瞬、時が止まりました。その後、どよめきを挟んで拍手が聞こえてきました。長年総裁選を取材してきて、一番少なくて勢いのない拍手でしたね」
つまり高市大臣を支持した議員たちだけでなく、石破新総理に投票した議員ですら想定外という思いだったのかもしれない。事実、開票前の演説で高市大臣は、まるで勝利を確信しているかのような堂々たる態度でスピーチしていたほどだった。しかしながら、
「混戦になりすぎて、決選投票でどちらに投票すればいいかわからなくなった議員も少なからずいたようです。最終的に両者はわずか21票差だったことを考えれば、そうした浮動票が石破さんに流れて勝てたのかもしれない。いずれにせよ今回の総裁選は、最後までどちらが勝つかわからない、歴史に残る『読めない総裁選』だったと思います」(山村氏)
別候補に投票したという議員は嘆息まじりに言う。
「『党内に敵が多くても国民からは支持されている』というのが本人の心情でしょうが、本当にそうなんですかね? 眉唾だと思っている議員仲間は多いですよ。〝女性初総理〟や〝最年少総理〟の方が、次の総選挙の支持率は絶対に上がったはず。これから自民党はどうなるのか‥‥」
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