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記事全文を読む→シックスペンスでは全く足りない!「毎日王冠」が10年ぶりに「荒れる」圧倒的根拠
「今年は久々に荒れるんじゃないか」
関東在住の馬券師ライターT氏がほくそ笑んだのは、10月6日に東京競馬場で行われるGⅡレース「毎日王冠」(芝・1800メートル)について話していた時だ。
毎日王冠といえば、天皇賞・秋(以下、秋天)のステップレースとして、GⅡで最も人気の高いレースと言われるが、ここ数年はその意義が変わってきている。秋天の有力馬が春のレースから直行するケースが増え、毎日王冠にあまり出走しなくなったからだ。その反面、秋天だけでなく、マイルGⅠを視野に入れている馬の出走や、3歳馬が力試し的な形で古馬に挑戦するケースが目立っている。
とはいえ、この7年間の3着以内は全て、5番人気以内の馬が占拠する「堅実なレース」という側面は変わらない。ところがT氏は「今年は荒れる」と息巻くのだ。その根拠を聞こう。
「笑っちゃいますが、出走馬が確定した時点で、1番人気が何になるのかわからない。そのぐらい一長一短の馬が14頭います。14頭以上が出走するのは10年ぶり。10年前は15頭出走で1~4番人気まで見事に全部消えて、大荒れでした。今年はこれに近いものが再現される可能性があるということ」
1番人気は6年連続で連対中だが、全馬が単勝人気で3倍を切るオッズ。GⅠホース、もしくはGⅠで馬券になったことがある馬だった。ところが、である。T氏によれば、
「1番人気候補のシックスペンスは、GⅠ実績が日本ダービー9着だけ。最近は3歳馬が勝つ傾向にあるという理由で余分な人気が盛られそうなだけに、これにホイホイと手を出すのはダメでしょう」
今年は3頭の3歳馬が出走するが、その中で唯一買えるのは「オフトレイルだけ」とT氏は断じる。
「最近では珍しい外国産馬で、母父キングマンボなら、母父キングカメハメハとほぼ同じと考えていい。それに去年のエルトンバローズと同じく、相性のいい芝1800メートルのラジオNIKKEI賞を勝って挑んでいる。シックスペンスより有力でしょう。もう1頭の3歳馬ダノンエアズロックは重賞で掲示板にすら載っていないから、論外です」
では、荒れるかもしれないという今年の毎日王冠は、どう料理すればいいのか。T氏は今回の馬券戦略では、ローテーションを重視するという。
「ここは有名GⅡの威厳なのか、3歳馬を除けば7月以降の夏競馬で一生懸命に走った馬はほとんど好走できず、せいぜい3着までしか来ていない。ならば本命候補は、夏全休馬からヨーホーレイクかローシャムパークを指名する。そして荒れるレースになるための穴は、夏を休んだ1800メートルが得意な馬、ニシノスーベニアとヤマニンサルバムの2頭です。ニシノはまるで人気がない可能性がある。そこにオフトレイルと、押さえで昨年の覇者であるエルトンバローズを少し足しておけばいい」
T氏が自信満々に語った、久々に「荒れる」毎日王冠の3連単戦略は、アタマをヨーホーレイクとローシャムパークの2頭に決め、あとは1800メートル得意の人気薄、そして唯一買える3歳馬、昨年の勝ち馬で構築するというもの。
毎年、ゴール前の激戦で沸く伝統のGⅡレースで、財布の中身も熱く沸かせようではないか。
(宮村仁)
アサ芸チョイス
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