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CS敗退の巨人に新たな問題浮上「大城卓三FA権行使」ならソフトバンクの甲斐拓也を獲る

 日本シリーズ進出を逃した巨人において、大城卓三のFA問題がにわかにクローズアップされている。CSファイナルステージ第6戦でDeNAに敗れて下剋上を許し、意気消沈ムードの中、大城は今季取得した国内FA権について言及した。

「まだ終わったばかりなので、という感じです。最後、勝ちきりたかった」

 多くを語らず言葉を濁すも、FA権行使については熟考するとみられている。巨人は残留を要請するというが、一方では移籍を踏まえて大型補強に動く準備を進めている。ソフトバンクの甲斐拓也がFA権を行使する場合に備えて、調査を開始したのだ。

 甲斐は14年目の今季、119試合に出場し、打率2割5分6厘、5本塁打、43打点と勝負強さを見せた。大城と同学年で、成績も似通っているため、もし大城が他チームに移籍することになり、同時に甲斐がFA権を行使した場合、大城の穴を埋める大きなピースとなりうる。

 甲斐は昨年オフ、球団から複数年契約を打診されたものの、これを断って、推定年俸2億1000万円で単年契約を結んだ。資金力に余裕のある巨人が好条件を提示すれば、ソフトバンクを出る可能性は十分にあろう。

 甲斐をめぐっては、一部のソフトバンクファンからの「誹謗中傷」問題がくすぶっており、これがFA権行使に影響するのではないかと言われる。SNS上ではリード面のみならず、甲斐の人格批判ともとれるような書き込みが相次ぎ、心ない言葉にふさぎ込んでホテルの部屋にこもったことも。育成から這い上がったソフトバンクに愛着があるのは間違いないが…。

 甲斐が巨人入りしたら、大城はソフトバンクに行くかもしれない…そんな見方もあるというが、まさかの「交換トレード」的な結果になったりして…。

(ケン高田)

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