スポーツ
Posted on 2024年11月09日 05:59

「大丈夫なのか」メジャー球界が歓迎しない中日・小笠原慎之介の「経歴」

2024年11月09日 05:59

 現地時間11月5日、米テキサス州サンアントニオでメジャーリーグのゼネラルマネージャー会議が始まった。現地ジャーナリストが解説する。

「各球団の出席者に対し、米メディアは佐々木朗希のことを質問しています。どの球団も興味を持っているのは事実ですが、喋りすぎるとタンパリング(事前交渉)の疑いをかけられるので、慎重な物言いに変わってきました。スポーツ専門局ESPNが今オフのフリーエージェント選手のランキング表を発表し、佐々木を2位に挙げています」

 その影響だろう。今オフ、米球界に挑戦する他の日本人投手も取り上げられるようになり、中日・小笠原慎之介のキャリアについて語られた。

「小笠原は大丈夫なのか」

 小笠原は左肘にメスを入れ、そのリハビリ過程で肩を痛めたことがある。だが、それは2019年の話であって、今季は24試合に先発登板している。それでも「大丈夫か」と米スカウトが確認する理由は「一部の日本人投手の失敗」にあった。

「松坂大輔、田中将大、藤浪晋太郎。甲子園大会で優勝投手になった投手はメジャーリーグに来た後、肩を痛めていますから」(アメリカ人ジャーナリスト)

 その3人は確かに米球界に来てから肩を故障している。小笠原も「甲子園優勝投手」であり、3人と共通するため、「確認」がなされているそうだ。面と向かって質問されれば、小笠原とその代理人は「疑惑」を完全否定することだろう。

「甲子園大会を『連投』『酷使』の大会と勘違いしている米野球関係者は少なからずいます。近年、甲子園大会を視察する米スカウトが増えました。そこで活躍した投手がのちにメジャーリーグに挑戦してきた時、『甲子園大会での登板記録』が報告されます。数字だけを見れば、アメリカの高校生投手よりも登板回数、投球数は多めですね」(前出・アメリカ人ジャーナリスト)

 アメリカの高校生投手は、日本以上に投球回数を厳しく制限されているそうだ。しかし彼らもまた、肩や肘を故障する。原因は登板回数だけではない。ケガ防止は今後のスポーツ医学に期待するしかないが、まずは小笠原が元気なところを見せ、松坂たちの汚名を返上してもらいたい。

(飯山満/スポーツライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/17発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク