スポーツ
Posted on 2024年11月26日 17:15

菊池雄星「エンゼルスと97億円契約」で暗雲垂れ込める「オーナーは買い物下手」の不吉なジンクス

2024年11月26日 17:15

 次の所属先がどうなるかと思っていた菊池雄星の新たな契約先は、大谷翔平がいたエンゼルスとなった。菊池は母校の花巻東高では、大谷の先輩にあたる。つい、縁は異なもの…と思いたくもなるが、3年6300万ドル(約97億円)の大型契約とあって、エ軍の菊池への期待のほどがうかがえる。

 だがエンゼルスは2022年と2023年に89敗、今季は球団ワーストの99敗を喫し、暗黒期に入っている。

 そして菊池獲得をめぐって噴出しているのが「オーナーのアルトゥーロ・モレノ氏の『パニック・バイ』なんじゃないか」というものだ。

 菊池は昨季、ブルージェイズで先発ローテの一角として開幕を迎えたが、4勝9敗防御率4.75と振るわず、シーズン途中にアストロズにトレードされた。移籍後は5勝1敗と調子が上向いたのだが、ブルージェイズ移籍初年度の2022年も先発失格の烙印を押され、一時は中継ぎに回っている。2019年から2021年に所属したマリナーズでも、通算15勝しか挙げていない。活躍に継続性がなく、年俸30億円超の値打ちがあるか、疑問視されているのだ。

 エ軍ファンには、同郷の大谷の活躍が、今でも脳裡に焼き付いている。仮に来季、菊池が思うような成績を残せず、チームも不調となれば、大谷とのギャップもあいまって「オレたちを助けてくれなかった日本人」として、戦犯扱いを受けかねないという。

 そんな不安が漏れるのは、近年のモレノ氏が、極端な「買い物下手」であるためだ。メジャーリーグを取材するジャーナリストが言う。

「モレノ氏が球団を買収したのは、2003年シーズン中。前年にチーム史上初めてワールドチャンピオンに輝いたエンゼルスを、前オーナー企業のディズニー社からわずか1億8000万ドル(約160億円)で購入し、『なんて買い物上手なのか』と言われました。一方で、選手獲得に関しても口を出しまくりの、ワンマン経営者としても知られています。ただ、大成功例は大谷だけ。年俸50億円以上のレンドンは不良債権化していますし、12年契約で年俸57億円の主砲トラウトも、最近はケガでまともに出場できていません」

 モレノ氏本人は野球愛とファンへの敬意が非常に強く、就任時には売店のビールを大幅値下げすることから着手し、ほとんどの試合を球場で観戦するという好人物。とはいえ、どうも選手のことでは愛が強すぎるがゆえに、選球眼は曇りがちになるようだ。そんな不穏な空気を、菊池が一掃してくれればいいが。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク