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楽天・辰己涼介が今季パ・リーグ順位をガチ予想!優勝ソフトで楽天は…

 現役のプロ野球選手が、自らが所属する球団の順位予想をマジメに展開する…などということがあるだろうか。昨季、4年連続ゴールデングラブ賞と初のベストナインを受賞し、大きく飛躍した楽天の辰己涼介による2025年のパ・リーグ順位予想が、あまりにもリアリティーあふれるものなのだ。

 辰己は1月5日に妻で起業家のセリーナさんのYouTubeチャンネルに登場すると「野球人生は短い。人生楽しんだ者勝ち」とあっけらかん。司会者から「2026年のWBCにもぜひ出てほしいですね」と期待を寄せられると「井端(弘和監督)さん、よろしくお願いします!」と意気込みを見せた。

 そして今季のパ・リーグ順位予想である。開口一番、

「1位はソフトバンク」

 キッパリと言い切った辰己は、さらに畳みかける。

「2位・オリックス、3位・日本ハム、4位・ロッテ」

 自身が所属する楽天を5位、西武を最下位に予想したのである。その理由の解説はこうだ。

「ソフトバンクは普通にやれば優勝できる。オリックスは投手陣が間違いなくいい。打線が噛み合えば、優勝もなくはない。日本ハムは若手に勢いがあって、エンタメ感もある。目立ちたいという選手が出てくると思うので、Aクラス常連になってきそう」

 一方、楽天については「頑張りましょう…」とポツリ。最下位予想の西武にも、

「ピッチャー陣は素晴らしいんで、一緒に頑張りましょう」

 と言葉は少なかった。

 各チームの戦力を考えると、極めて妥当な分析といえるが、楽天ファンとしてはせめてもう少し、上位にランクさせてほしかったのではないか。

 そしてセリーナ夫人はというと、

「柳田(悠岐)さんはカッコイイよね。あと周東(佑京)さんも」

 とソフトバンクをベタ褒め。5位と6位にそれぞれオリックスと西武を指名すると、

「どっちの球場もご飯が美味しくない。稼ぎにかかろうという雰囲気を感じない」

 起業家ならではの視点で、セリーナ節を爆発させたのだった。

 順位予想といえば、元広島で野球解説者の安仁屋宗八氏による広島投手への過大評価「安仁屋算」が有名だが、一見、破天荒キャラに見える辰己の、極めて冷静な戦力分析に驚いたファンは多かった。

 それにしても指揮官は、所属選手によるこの予想をどう思っているのだろう。

(ケン高田)

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