連れ合いの従姉Aさんが小脳と大脳の出血で倒れたのは、昨年3月のことだ。帰宅途中に体調が悪くなったので、必死の思いで自力で救急車を呼び、一命を取り留めることができたが、一時は生命の危機が迫る事態だった。お見舞いに行こうと思っていたのだが、コロ...
記事全文を読む→「旗本退屈男」のモデルになった近藤貞用は半グレ抗争を制した2億3550万円の高給取り
ある程度の年齢の人ならば、早乙女主水之介という名前に聞き覚えがあるはずだ。佐々木味津三の小説「旗本退屈男」の主人公で、映画やテレビでは市川右太衛門や北大路欣也らが演じている。
1200石の大身旗本だが、使用人は用人・笹尾喜内ら、わずか8人程度。額にある三日月型の「天下御免の向こう傷」をトレードマークに、「諸羽流正眼崩し」という無敵の剣術を駆使し、悪人をバッタバッタとなぎ倒す。その痛快な働きぶりと、江戸庶民と親しく交わる性格で、江戸っ子たちから「退屈の御殿様」と呼ばれ、親しまれているヒーローだ。
身分制度が確立している江戸時代ではありえないような人物だが、実はモデルになったとされる武士がいる。それが近藤貞用だ。実際の貞用は、書院番や百人組頭などを歴任している。
大阪冬の陣(1614年)に参加し、その後は徳川頼宣に従って、紀州(和歌山県)に赴いた。だが翌年、祖父の季用に召還され、3140石を受け、大身旗本になっている。
1石を7万5000円として換算すると、収入はざっと見積もって2億3550万円の高給取り。しかも文武両道に優れ、水野成之ら旗本奴と幡随院長兵衛らの町方奴、今でいう半グレ集団の抗争を制したことで有名になり、歌舞伎の「幡随院長兵衛」には近藤登之助として登場している。この貞用こそが、旗本退屈男のモデルといわれているのだ。
旗本退屈男・早乙女主水之介の口癖は「退屈じゃ。退屈で仕方がない」だが、実際の貞
用は、退屈とはほど遠い人物だった。延宝5年(1675年)井伊谷と花平の山境、また金
指と井伊谷の境界をめぐる争議の際には自ら出向いて調査の上、裁定を下している。新田開発も積極的に行い、青砥村などを立村した。
明暦3年(1657年)、江戸城や多数の大名屋敷や市街地の大半が消失し、死者10万人ともいわれる「明暦の大火」では奔走し、幕府よりお褒めの言葉を受け取っている。貞用は長命で、91歳まで退屈ではない人生を送っている。
(道嶋慶)
アサ芸チョイス
昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...
記事全文を読む→鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...
記事全文を読む→今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...
記事全文を読む→

