スポーツ
Posted on 2025年03月01日 05:58

「2時間15分ちょっとで走れると思う」瀬古利彦が明かした「日本最速女子マラソンランナー」の名前

2025年03月01日 05:58

 マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏が、日本酒メーカー・白鶴酒造のYouTubeチャンネル〈白鶴酒造公式チャンネル【日本酒】〉で明かしたのは、「マラソン界の大谷翔平」を彷彿させる日本人ランナーの存在だった。

「マラソン界に大谷翔平のようなランナーは現れるか」

 そう聞かれた瀬古氏の答えはというと、

「(男子は)まだちょっといないな…。女子はいる。田中希実さん。あの子はマラソンやったら面白い。この間、お会いして『マラソンやりたいんですけど』とは言ってた。多分、マラソンの練習がちゃんとできたら、2時間15分ちょっとで走れると思うよ。大幅の日本記録」

 田中は1月31日からアメリカで開催された4つの室内レース(1000メートル、1マイル、3000メートル、5000メートル)全てで日本記録を樹立した、日本女子中距離界のホープだ。かつて日本テレビのYouTubeチャンネル「日テレスポーツ【公式】」で、田中はマラソンへの意欲を語っている。2時間17分から18分ほどの走力の選手とトラック、及びロードの距離走を積んだ過去のケニア合宿を振り返って、

「その人たちの練習を間近で見たことで、普段こうやっていたら2時間20分を切れるんだっていうのは、すごくヒントになりました」

 昨年1月28日の大阪国際女子マラソンで、前田穂南が野口みずきの女子マラソン日本記録(2時間19分12秒)を19年ぶりに更新する2時間18分59秒の快走を見せたのは記憶に新しい。

 瀬古氏の言う2時間15分は、女子マラソン世界歴代6位の数字だ。はたして田中のマラソン転向はいつなのか。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク