スポーツ
Posted on 2025年03月31日 11:40

上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度

2025年03月31日 11:40

 ドジャース・佐々木朗希が本拠地ドジャースタジアムのタイガース戦で米本土デビューしたが、さんざんな投球に終わった。1回2/3に61球を費やし、3安打2奪三振、4四球で2失点降板。ストライクはわずか32球という大乱調だった。打者12人中5人に、フルカウントまで持ち込まれ、制球に苦しんだ。

 試合を解説した元メジャーリーガーの野球解説者・田口壮氏は、降板後にベンチ前列で試合を見守る佐々木に「こういう態度は非常に大事。他の選手たちも(振る舞いを)見ていますから。これからですよ」と評価した。

 だが、田口氏のこの発言には「誤解」が含まれている。佐々木は降板後、自身が残した走者がいるにもかかわらず、2番手投手の投球を見守ることなく、ダッグアウト裏に姿を消してしまった。それをロバーツ監督がよしとせず、ベンチへと呼び戻したのだ。

 佐々木のこの振る舞いには、現地メディアが疑問を抱いており、「佐々木はメジャーに行く準備ができていない。3Aに送り返されるべき」といった厳しい意見も出た。本来はマイナー契約の佐々木が、開幕戦前にメジャー昇格したのは時期尚早だった、と…。

 ここで思い出されるのは、元メジャーリーガー・上原浩治氏の発言だ。

 上原氏は今年1月に公開したYouTubeチャンネルで、佐々木の登板間隔について問われ、

「メジャーでは投げさせない。まずは1年間、マイナーで流させてから判断する。(メジャー昇格は)2年後だと思う。もう1年、日本でやるべきだった」

 当時、この指摘は佐々木のメジャーでの活躍を期待するファンから大ヒンシュクを買い、佐々木の東京ドームでのデビュー登板が決定した頃には、すっかり忘れ去られていた。ところが今になって「やっぱり上原氏の言う通り」と見直す動きが。

 次回の佐々木の登板は、4月6日のフィーリーズ戦が予定されている。佐々木の今後を占う試金石となるだろう。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク