スポーツ
Posted on 2025年03月31日 17:58

【急死】江川卓・村田兆治とバッテリー「元ロッテ・袴田英利」が「ドカベン・里中智」に伝授した魔球

2025年03月31日 17:58

 法政大学時代に「怪物」と呼ばれた江川卓とバッテリーを組み、プロ入り後はロッテの「マサカリ投法」村田兆治の女房役だった袴田英利さんが、2月8日に死去していたことが、3月30日に分かった。

 袴田さんは1977年のドラフトでロッテから1位指名されて入団。堅実なリードを売りに、チームの中心選手として活躍した。村田とバッテリーを組んだ際には「ノーサイン」で受けることがほとんどだったといい、村田はラスト登板で「俺のキャッチャーはお前以外にいない。だから俺とともに去るんだ」と2人揃って現役を引退している。

 引退後はロッテや西武でコーチを歴任したが、その影響力は現実の野球界以外にも及んでいる。

「ドカベン」明訓高校の「小さな巨人」里中智がロッテに入団後、しばらく2軍暮らしが続いた際には、新球「スカイフォーク」を伝授。これはアンダースローの里中が投げる、浮き上がるフォークボールのことで、地面ギリギリでリリースされた球が、一度高く浮き上がった後、急激に打者の手元で落ちるという魔球だ。

 袴田さんが親身になって寄り添ったことで、里中は入団2年目のオールスターで9者連続三振を達成。見事に復活を果たした里中に感涙する袴田さんのシーンを、今でも覚えている野球ファンは少なくないだろう。

 球界を代表する名投手の江川、村田とバッテリーを組み、さらには里中の復活劇まで演出。決して派手な活躍をしたわけではなかったが、プロ野球ファンの心には、永遠に刻み続けられることだろう。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク