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記事全文を読む→【急死】江川卓・村田兆治とバッテリー「元ロッテ・袴田英利」が「ドカベン・里中智」に伝授した魔球
法政大学時代に「怪物」と呼ばれた江川卓とバッテリーを組み、プロ入り後はロッテの「マサカリ投法」村田兆治の女房役だった袴田英利さんが、2月8日に死去していたことが、3月30日に分かった。
袴田さんは1977年のドラフトでロッテから1位指名されて入団。堅実なリードを売りに、チームの中心選手として活躍した。村田とバッテリーを組んだ際には「ノーサイン」で受けることがほとんどだったといい、村田はラスト登板で「俺のキャッチャーはお前以外にいない。だから俺とともに去るんだ」と2人揃って現役を引退している。
引退後はロッテや西武でコーチを歴任したが、その影響力は現実の野球界以外にも及んでいる。
「ドカベン」明訓高校の「小さな巨人」里中智がロッテに入団後、しばらく2軍暮らしが続いた際には、新球「スカイフォーク」を伝授。これはアンダースローの里中が投げる、浮き上がるフォークボールのことで、地面ギリギリでリリースされた球が、一度高く浮き上がった後、急激に打者の手元で落ちるという魔球だ。
袴田さんが親身になって寄り添ったことで、里中は入団2年目のオールスターで9者連続三振を達成。見事に復活を果たした里中に感涙する袴田さんのシーンを、今でも覚えている野球ファンは少なくないだろう。
球界を代表する名投手の江川、村田とバッテリーを組み、さらには里中の復活劇まで演出。決して派手な活躍をしたわけではなかったが、プロ野球ファンの心には、永遠に刻み続けられることだろう。
(ケン高田)
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