エンタメ
Posted on 2025年04月09日 05:58

「ヤムおじさん=ジャムおじさん」「のぶ=ドキンちゃん」アンパンマン的視点でNHK「あんぱん」を見る

2025年04月09日 05:58

 NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」の評判がすこぶるいい。初回の3月31日から、世帯視聴率15%(ビデオリサーチ調べ、関東)の高水準を保っているのだ。今田美桜が演じるヒロイン・朝田のぶ、そして阿部サダヲが演じるフーテンのパン職人・屋村草吉の2人は、アニメ「アンパンマン」の世界と意外なつながりを持っている。

 屋村は劇中で「ヤムおじさん」と呼ばれており、これが「ジャムおじさんを思わせる」と指摘されている。

 ではいったい彼はなぜ、パン作りを始めたのか。その秘密が、2023年10月に35周年記念回として放送された「アンパンマン」の「ジャムおじさんとアンパンマン」で明かされている。

 子供の頃に遠くの街まで出かけ、空腹のまま帰る途中で力尽きそうになったジャム少年。街の灯りを見ながら「誰も僕に気づいてくれない…」と涙したその時、空から流星が降り注ぎ始める。手元に落ちた流れ星に触れると、あんぱんになった。

 それを食べて「あんこの甘さが心にしみた」という少年。

「あの時、思ったんだ。食べた人が喜ぶようなパンを作りたい。ひもじい思いをしている人に食べてもらいたいって」

 そう語る少年。ジャムおじさんがパン作りを始めた原点が、コレだった。

 そんな「誰かを救うパン」への情熱は、ヤムおじさんと重なる。父・結太郎(加瀬亮)を亡くしたのぶ(永瀬ゆずな)の悲しみを、彼が作ったあんぱんが癒やしていた。

 そして、のぶのモデルである小松暢さんは、「アンパンマン」のキャラクターで、ばいきんまんの相棒ドキンちゃんのモデルとなった人物と言われる。のぶもドキンちゃんと同じく好奇心旺盛で、周りを明るくしてくれる。今田も子役の永瀬もドキンちゃん同様、クリッとした目が特徴的だ。

「ヤムおじさん=ジャムおじさん」「のぶ=ドキンちゃん」…そんな目線で見ると、「あんぱん」の物語はより面白くなるはずだ。

(魚住新司)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月07日 08:45

    バラエティー番組でピン芸人の中山功太が告発した、サバンナ・高橋茂雄によるいじめ。まだ記憶に新しい騒動だが、高橋の謝罪に発展したこの一件には単純に語れない側面もあったようだ。周囲の芸人を巻き込んだ混乱の中でひとつ、際立つ動きがあった。仲裁役と...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月10日 11:00

    またもや、負のスパイラルの繰り返しである。楽天が6月10日、借金15の成績不振を理由に、三木肇監督の休養を発表した。10日の巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが「監督代行」として指揮を執る。楽天の監督交代はもはや、お家芸だ。2005年に新規参入...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月10日 14:30

    局アナによる異例の公表が、大きな波紋を広げている。出演するラジオ番組で「結婚」について激白したのは、TBSの山本恵里伽アナウンサーだ。それは6月9日放送の「荻上チキ・Session」でのこと。山本アナは、法律婚ではなく事実婚を選んだと明かし...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク